低出生体重児と未熟児は何がどう違うのでしょうか?

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2017/11/11

出典:すくすく子育て[放送日]2017/11/11[再放送]2017/11/17

子どもが生まれたのは、妊娠して38週と1日、2390gでした。妊娠中のトラブルはなかったのですが、病院の先生から「お母さんの体が小さいので、赤ちゃんもお母さんに合わせて小さめに生まれてくるよ。」と何度も言われていました。低出生体重児だと言われたときは、そのことば自体を知らなかったので、未熟児なのかなと感じました。低出生体重児と未熟児はどう違うのでしょうか?
(1歳5か月の女の子をもつママ)

生まれたときの体重を表している 未熟というわけではない

加部一彦さん回答:加部一彦さん

「低出生体重児」ということばは、赤ちゃんが生まれたときの体重を表しています。



「低出生体重児」とは、2500g未満で生まれた赤ちゃんのことです。特に、1500g未満で生まれた「極(ごく)低出生体重児」、1000g未満で生まれた「超低出生体重児」の赤ちゃんは、高度な医療ケアが必要になります。



また、お腹の中にいた期間によって、赤ちゃんの成熟度は左右されます。妊娠37週0日から41週6日までが「正期産」。それ以前の、妊娠22週0日から妊娠36週6日までの間に生まれると「早産」と言われます。

以前は、小さく生まれた赤ちゃんを「未熟児」と言っていました。でも、小さければ未熟というわけでもありません。お腹の中にいた期間が長ければ、相対的に成熟しています。小さく生まれても未熟児ではありません。現在は、学問的に「未熟児」ということばは使わないことになっています。

お子さんは、38週お腹の中にいたので、もちろん早産ではありません。それなりに成熟して生まれてきています。

 

「低出生体重児で生まれた」と周りに言うと、普通の出産じゃなかったの?といった反応で戸惑います。

周りの人は、ママの気持ちをくんで、かけることばには気をつける

安藤朗子さん回答:安藤朗子さん

「こんなに小さくて大丈夫なの?」と言われて、ママやご家族が不安になることがあると思います。
「小さい」には「小さくてかわいい」という意味も含まれていると思いますが、小さいことを気にしているママにはなかなか伝わらないですよね。周りの人は、ママの気持ちをくんで、かけることばに気をつけてほしいと思います。「手足を活発に動かしていて元気ですね」など、赤ちゃんの元気な様子をことばにするのがよいと思います。


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