小さく生まれた赤ちゃんと、その家族のグループ

クリップ
クリップ

2017/11/11

出典:すくすく子育て[放送日]2017/11/11[再放送]2017/11/17

小さく生まれた赤ちゃんを育てる不安や悩み、誰かにわかって欲しいですよね。
そんなとき、心強い支えになってくれるのが、同じ立場のママ・パパのグループです。

そんなグループの1つ「がんばりっこ仲間」を紹介します。
低出生体重児・障害児と、その家族を中心に、さまざまな形で一生懸命頑張っている仲間を支えるコミュニティなんです。

がんばりっこ仲間のきっかけ

「がんばりっこ仲間」ができたのは、2004年、542gという超低出生体重児で生まれた太陽くんのママ、林英美子さんの思いがきっかけです。

林英美子さん
「誰かと話したい、情報が欲しい、でも誰と何を話したらいいのかわからない。そういう中で、いろいろな人と少しずつ話をしていくと、みんな一緒なんだとわかりました。だったらコミュニティにしようということになったんです。」

 

がんばりっこ仲間の活動

現在、日本全国におよそ2000人の仲間がいて、活発に情報を交換しています。
当事者のママ・パパだけでなく、医師や看護師など医療関係者もサポーターとして参加しています。気になることを直接質問することもできるんです。

いちばん大切にしている活動は、メンバー同士が直接会って話し合う、集いの場。

東京、埼玉、神奈川、大阪、熊本など、全国各地で交流できる場を提供しています。
同じような不安や悩みを抱えているからこそ、すぐに打ち解けて話ができるんです。
1000g未満の超低出生体重児として生まれた子どもたちや、その家族もたくさん参加しています。

<参加者の声>
・自分の中にため込まなくなるので、気が楽になりました。
・ここでは、低出生体重が当たり前です。話をして「あぁ、これでよかったんだ」と安心しながら、これからもやっていけます。
・「頑張ったね、大丈夫だよ」と言ってくれて、すごく支えになりました。
 
集いの場では、日頃ため込んだ思いがあふれ、思わず涙をこぼすママもいます。

林英美子さん
「『頑張らなきゃ』『笑ってなきゃ』と考えているお母さんがたくさんいらっしゃいます。でも、決してそうではないと思っています。もっともっと自分の気持ちに素直でいいんだと。どんな気持ちも、どんな子どもも、どんな親も、ウェルカムな場所でありたいと思っています。」

 
小さく生まれた赤ちゃんと、毎日頑張っているママ・パパたち。
ぜひ、直接会って話せる仲間を見つけて、ほっとできる時間を作ってください。



低出生体重児と未熟児は何がどう違うのでしょうか?

低出生体重児のとき何に気をつけたらいい?

小さく生まれたのは私のせい?

小さく生まれた子は成長の伸びが途中で止まる?

小さく生まれた子どもの成長を促す方法はある?


PR

×     閉じる