体の使い方が器用になるあそび(1)手先の細かい動き

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2020/03/16

出典:まいにちスクスク[放送日]2020/03/16[再放送]2020/03/23

道具を使って食べたり、着替えをしたり、子どもにとって器用に体を使うことは難しいものです。遊びを通して、楽しみながら体の使い方を身につけていきましょう。
スプーンや箸で食べるのが苦手、鉛筆をうまく持てないなど、子どもの手先が不器用だと悩んでいませんか? 今回は「手先の細かい動き」の土台を育む遊びです。

講師:
高畑脩平(白鳳短期大学 講師/作業療法士)

トンネルくぐり

四つんばいになって、トンネルをくぐる遊びです。

四つんばいの姿勢のように、手で体重を支える遊びは、肩甲骨や首など、体幹の筋肉の活動性を高めます。実は、体幹の安定が、手先の動作に関係しているのです。

基本的に、体は中心から末端に向かって発達していきます。まず、中心にある体幹が安定し、その後、末端の手足などがうまく使えるようになっていきます。土台となる体幹がとても大事なのです。

目の動きも、手足と同じように体幹が関係しています。体幹が不安定だと、首や頭の動きが揺らいでしまうので、安定して見続けることや、視線をスムーズに動かすことが難しくなります。

粘土あそび・感触あそび

粘土は、つまむ・丸める・伸ばす・ちぎるなど、多種多様な手の動きが含まれている遊びです。

手先を器用に使うためには、手でものに触れたときの「触覚」や、手を動かしたときの「運動の感覚(固有感覚)」が重要です。この遊びで、どの筋肉にどのくらいの力を入れたらよいかといった感覚を育むことができます。

砂遊びやスライムなど、手で触って楽しむ「感触あそび」もおすすめです。手で触る感覚を十分に味わうことも、器用に道具を使うための土台になります。

例えば道具を使って食べるときは、フォークの先に食べ物があたっている感覚や、スプーンにごはんがのっている感覚が大切です。道具を使う前段階として、まずは手でものを触る、という過程が大事になります。

いろいろな物を触って、素材の違いを楽しんだり、手を使って遊んだり。子どもはこうした経験を通して、道具を上手に使えるようになっていきます。


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