体の使い方が器用になるあそび(2)力の加減

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2020/03/17

出典:まいにちスクスク[放送日]2020/03/17[再放送]2020/03/24

道具を使って食べたり、着替えをしたり、子どもにとって器用に体を使うことは難しいものです。遊びを通して、楽しみながら体の使い方を身につけていきましょう。
物のあつかいが乱雑だったり、力加減ができずに他の子をつい強く押してしまったり、お子さんにそんな悩みはありませんか? 今回は「力の加減」の土台を育む遊びです。

講師:
高畑脩平(白鳳短期大学 講師/作業療法士)

力の加減を育むには

力の加減を育むには、遊ぶ順番が大切です。

まずは、子どもが自分の100%の力を知ることが重要です。重い物を引っ張るなど、全力を出すさまざまな活動を通して、自分の力の上限がわかります。

次に、そっと物を動かすような、慎重さが必要になる活動に取り組みます。細かい力の出し方がわかり、次第に運動の調整ができるようになっていきます。

いろいろな力の大きさ・出し方を経験していくことが大切です。
そんな遊びの組み合わせを2パターン紹介します。

レスキュー・お宝ゲット

まずは、思い切り力を使う「レスキュー」です。
フラフープなどにぶら下がって、引っ張ったり引っ張られたりして遊びます。引っ張られるほうは、うつ伏せの姿勢になりましょう。

次に遊ぶのは「お宝ゲット」。底が丸い入れ物など、不安定なものを宝箱に見立て、ロープでたぐり寄せていく遊びです。宝を落とさないように、慎重にロープを引きます。

マット押し・そーっと運ぼう

力いっぱいマットを押す遊びです。大人に負けない気持ちで、みんなで押してみましょう。

100%の力で取り組んだ遊びの後は「そーっと運ぼう」。
木べらやうちわの上に、布製の玉などをのせてゴールまで運びます。玉が落ちないよう角度をコントロールしたり、ゆっくり動いたり、力加減や慎重な動きを楽しく経験することができます。


大人が子どもに「力加減ができていない。乱暴だな」と感じたとき、「そっとしなさい!」と頭ごなしに注意をしてしまいそうになります。そんなときは、力を思いきり出せるような遊びをさせると、「感覚の欲求」が満たされ、気持ちが落ち着きやすくなります。


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