どう育てる? 子どもの体力・運動能力~3・4・5歳~
子どもの体力・運動能力についてのシリーズ、2回目は、本格的に体を動かせるようになる3歳以上の子どもについて。
「子どもの能力を伸ばすには何をすればいい?」
「すぐ疲れる。歩きたがらない。これって体力がないの?」
元気で運動好きな子に育ってほしい。そのために、できることはありますか?

専門家: 吉田伊津美(東京学芸大学 教授/幼児教育学) 野井真吾(日本体育大学 教授/教育生理学)
子どもがワクワクドキドキできる「じゃれつき遊び」
専門家から これだけは言っておきたいメッセージ
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吉田伊津美さん
運動は、できる・できないが見えやすいのですが、幼児期にいちばん必要なのは、いろいろな種類の動きを経験して身につけるということです。目先の成果やできばえにこだわりすぎないでいてほしいと思います。
野井真吾さん
一つは、子どもの目が輝いたなと思う瞬間を見逃さないようにすること。もう一つは子どもを元気にしたい場合、周りの大人の元気も大事だということです。無理のない範囲で、子どもと一緒に大人も楽しく遊ぶ。そういうことも子どもの元気につながるのではないかと思います。