横山だいすけさん 特別インタビュー【1】歌の思い出 〜 かっぱの秘密、「ここにいるよ」への想い

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横山だいすけさん

この春「おかあさんといっしょ」のうたのお兄さんを卒業された、横山だいすけさん。9年間を振り返りながら、笑いあり涙ありの思い出を「すくコム」に語ってくださいました。2回にわたるインタビュー記事、今回は歌の思い出をメインにお届けします!

全身タイツを着た瞬間、かっぱのスイッチが入った

− パン、栗、モンスター・・・だいすけお兄さんの歌を振り返るといろんな姿が浮かんできます

たべものから妖怪まで、いろいろと変身してきましたが、意外とぼく、そういうのが好きで。確かに、初めて衣装を見たときに「おお、これを着るんですね・・・!」というような、びっくりするものもありましたが、実際に着ると不思議とスイッチが入るんです。

せっかくこれを着るなら、もっとこんな感じでどうだろう? と、アイデアが沸いてきました。たとえば、「かっぱなにさま?かっぱさま!」もそうでしたね。
 
かっぱなにさま?かっぱさま!
おかあさんといっしょ 最新ソングブック わらうおばけ」収録の「かっぱなにさま?かっぱさま!」より

− かっぱさまも?!

全身タイツを身にまとって、かっぱになった瞬間にスイッチが入りましたね。

「これはもちろん、つけまつげ、いきますね」と。“水をかぶって目がきらきらする”という絵コンテを見て、「うーん、これはやっぱり眉毛はきりっとですかね」と、絵コンテに眉毛を描き足してもみました。
その後メイクさんがいい感じの太眉を研究してきてくださって、最終的にあのかっぱができあがったんです。ちなみに、なんとなく足りない気がして、ホクロも描いちゃいました。あまり必要のない何かが描かれていれば、だいたい犯人はぼくです(笑)。

− お兄さん自らのアイデアも反映されているのですね

もちろんぼくだけでなく、メイクさんや衣装さんもおもしろい方が多くて、その場でみんなでアイデアを出していく感じです。
コンサートで「パンパパ・パン」を歌うのにジャージを着たときは、皆で裾折り曲げたりして、おもしろさを追求していました。
そのときは、ぼくも負けずに上着をインして、ズボンをぐいっと上げました。いかにおもしろくできるか、競い合いですね(笑)。
 
パンパパ・パン
おかあさんといっしょ メモリアルベスト しあわせをありがとう」収録の「パンパパ・パン」より

変顔がわからず「どうやってするのでしょうか?」と質問した1年目

− 演出がとてもむずかしそうな歌もありましたね

そうですね、どの歌もいつも挑戦でしたが、なかでも印象深い歌のひとつが「お猿と鏡」でしょうか。“鏡越し”の設定で、ぼくとたくみお姉さんが同じ演技をするものでした。
これがすっごく大変で・・・! バスケットボールでドリブルするシーンがあり、ぼくはバスケの経験があったのですが、たくみお姉さんはゼロからの練習だったので、ふたりでやると「え!だいすけさん速い!」という具合で、むずかしくてすごく自主練しました。
たくみお姉さんは本番ではそんな苦労をまるで見せず、リハーサルではやらなかった変顔を投入してきましたけれど。
 
横山だいすけさん
 

− 渾身の演技のかたわら変顔まで、すごい!

変顔はもう、完全にみんな自主的に楽しんでやっていましたから。
でも、ぼくも1年目に初めて台本に「変顔してください」と書いてあるのを見たときは、「どうやってするのでしょうか?」なんて質問していたんですよ。それが、だんだんとレギュラー化していき、ダジャレなんかも入ってきて、そのうち台本になくてもやりたくなってくる。ディレクターさんやいろんなスタッフさんが色づけしてくれることで、自然と自分のキャラクターが育っていったと感じています。

『ここにいるよ』はこんな気持ちで歌っていた

− すくコムのアンケートでは、だいすけお兄さんが歌う『ここにいるよ』が大人気でした

そうなんですね、うれしいです!
「ここにいるよ」は、「ともだち8にん」のボッチの歌で、特番の際にディレクターさんが「だいちゃんにも歌ってほしい、だいちゃんの良さが出るように歌ってほしい」と背中を押してくださって、挑戦することになりました。

最初は「ボッチの歌を歌うって、どんな感じなんだろう」と悩んだのですが、メロディと詩がすごくすてきなので、自分の中にある“子ども心”と“等身大の自分”をミックスするイメージで表現してみました。
 
ここにいるよを歌うだいすけお兄さん
「おかあさんといっしょ」ともだち8にん「ゆっくりゆっくり」ほか全28話」収録の特典映像「お兄さん・お姉さんといっしょに歌おう」より
 

− その後、コンサートでも歌われるようになりましたね

特番のときには、ボッチをイメージしながら、ひとり木の下に座って歌いました。
でも、コンサートで歌うときにはまた感じが変わってきて。ここに来てくださっているお客さん、それから、なかなか合えないけれどいつもテレビを見てくれている子どもたちにも届いたらいいな、という気持ちで歌っていました。
「ぼくはみんなの近くにいるんだよ」って、歌いながらそんな思いがあふれてきたことを覚えています。
 

(2017年4月24日取材)


次の記事では、横山だいすけさんご自身の成長や今後のことについてのお話をお届けします。どうぞお楽しみに!


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