子ども同士のオモチャの取り合い。対処法は?

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2017/02/04

出典:すくすく子育て[放送日]2017/02/04[再放送]2017/02/10

支援センターに通っているのですが、そこで娘が同年代の子とオモチャの取り合いになったときに、相手の子を叩いてしまうことがあります。
そういったとき、どのように対処すればいいのでしょうか。
(1歳6か月の女の子をもつママより)

自分の物を主張するのも大事な成長過程。子どもたちが接触し過ぎない環境作りを

坂上裕子さん回答: 坂上 裕子さん

1歳後半から2歳のはじめの時期は、物や場所をめぐってのトラブルが一番起こる時期です。なぜかというと、「コレは私の場所」「コレは私の物」という意識が強くなり、 “自分”というものを作っていくのに必要な作業をしている時期だからです。このことは、友達を作る前段階としても、大切なプロセスです。

この頃の年齢の子どもに仲良く遊ばせようとするのは、難しいことです。そのため、子どもがトラブルを起こさずに充実して遊べるような環境作りをしてあげましょう。子どもたちがいる場所の、物の数やスペースを増やし、あまり子ども同士が接触をしすぎないようにしてみてください。

 

まずは子どもの気持ちを理解していることを伝えてあげて

汐見稔幸さん回答:汐見 稔幸さん

1歳半から2歳頃というのは、とてもトラブルの多い時期です。保育園で「かみつき」が一番多いのもこの年齢です。子どもからしてみると、自分のテリトリーを作りたいし、そのテリトリーの中に勝手に入ってこられると、かみつきたくなるような気持ちになってしまうのは当然のことなのです。
そのため、この時期は子どものテリトリーを大事に守ってあげてください。
もちろん、子どもが手をあげそうになってしまったら介入して止めることは必要です。しかし、やってしまった後に、「ダメでしょ!」と一方的に怒らないでください。子ども自身は悪いことをしたというつもりは全くなく、自分のテリトリーを守っただけなのです。それなのに親から攻撃されると、すごくショックを受けたり、なかなか気持ちがおさまらなかったりします。
「やっちゃったね。本当はこんなことしたくなかったけれど、泣いちゃったね。」「本当はこんなことしたくなかったんだよね。でも、やっちゃったから謝ろうか。」など、まずは子どもの気持ちに共感してあげてください。使いたいオモチャが他の子とかち合いそうになったときも、「コレ使いたいんだよね。でも今他の子が使ってるからコッチを使ってようか。」など、子どもの気持ちをわかってあげた上で、別の提案をしてみましょう。
子どもへの共感無しに怒ってしまうと、子どもには攻撃されたような感じだけが残り、また同じようなことを繰り返してしまいます。

相手のママの手前、怒らないわけにはいかないという場合もあるかと思います。怒ってはいけないのではなく、怒る前に、子どもの気持ちを理解していると伝えることが何より大切です。


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