友だちとのトラブル。親はどう対応する?

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2018/05/19

出典:すくすく子育て[放送日]2018/05/19[再放送]2018/05/26

長男には、同じ保育園に通っている、ママ同士も仲のよいお友だちがいます。でも、一緒に遊んでいるとき、たびたびもめ事が起こります。
例えば、うちで一緒に遊んでいるとき、お友だちが楽しそうに遊んでいたおもちゃのトラックが気になって、少し手を離したすきに取ってしまい、トラックの取り合いに。止めさせようと声をかけたり、気をそらそうと話しかけたりしますが、何を言っても言うことを聞きません。トラックが妹にぶつかるなど危険なことも起こります。この日は、落ち着かせようと背中をさすっているうちに、泣きつかれたのか、他のおもちゃで遊びだしました。
こういうときは、おさえつけても、張り合ってけがをしたり、ものを壊したりしてしまうので、どう介入していいのか悩みます。お友だちとのトラブルになったときは、親はどうすればいいのでしょうか?
(3歳8か月の男の子をもつママより)

子どもの視点で考える

岩立京子さん回答:岩立京子さん

お子さんの視点で考えると、トラックはもともと自分のおもちゃで、友だちから無理やり取ったわけではなく、手放していたから自分が遊ぼうとなったわけです。それは自然な流れと考えられます。

自分の好きな世界があることは大事

大豆生田啓友さん回答:大豆生田啓友さん

“自分の好きな世界がある”ことは大事なことです。だからこそ、大好きなおもちゃを簡単に貸せないのです。貸してあげることができる子が“いい子”のように思えますが、その子は自分の世界があまり大事ではないのかもしれません。大事な世界がしっかりあることはよいことだと思います。

ケンカの原因となるおもちゃを視界から外す

岩立京子さん回答:岩立京子さん

妹にぶつかるなど危険だなと感じたら、抱きとめて「今は○○くんが使っていたのよ」と理由を伝えましょう。また、友だちがトラックを持っているのを近くで見ながら我慢することは難しいので、一旦トラックをしまって、子どもの視界から取り除いてあげると仕切り直しがしやすくなったと思います。
お子さんは、ママの声かけもあり、他のおもちゃで自分の気持ちをコントロールしながら我慢していたと思います。仲間との関わりをすごく学んでいると感じます。

子どもの成長にとって、子ども同士のトラブルは、事前に避けるより、様子を見たほうがいいのですか?

相手の気持ちを受け止める、自分をコントロールする練習になる

大豆生田啓友さん回答:大豆生田啓友さん

ぶつかり合うことは、相手と折り合ったり、相手の気持ちを受け止めたりする練習になるので、とても大事なことです。そして、溢れる感情を自分なりに収めようと、気持ちをコントロールする力も育ちます。これを全部避けてしまうと、そのような機会がなくなってしまうことになります。

もともとは自分のおもちゃだったとしても、遊びにきてくれたご家族のことを考えると、どれぐらい子どもの気持ちを尊重してあげればよいのか悩みます。

親が子どもの気持ちを代弁して間をつなぐ

大豆生田啓友さん回答:大豆生田啓友さん

親としては、親同士の関係があるので、「貸してあげなさい」となります。でも、子どもにとって、大事なおもちゃを貸すことは、大事なものをあきらめることになります。貸してあげる子がいい子のように思えますが、「大事なことをあきらめろ」と言っているようなものです。大事なものを失うという、つらい経験になるので、「貸さない」ことも大事になります。
そうすると、親同士がぎすぎすしてしまうので、「ごめんね、今は貸したくないって言うの。今度は貸すようにするからね」と、子ども気持ちを代弁しながら間をつないであげるとよいのではないかと思います。


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