テレビやタブレット、どのくらいの時間見せてもいいの?

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2022/04/30

出典:すくすく子育て[放送日]2022/04/30[再放送]2022/05/05

息子(1歳)はとても元気で、おむつ替えのときも動きまわって困ります。そんなとき、テレビで幼児向け番組をつけると動きが止まっておとなしくなるので、つい見せてしまいます。パパは子どもと遊ぶことが日課ですが、疲れてくるとタブレットに頼りがちです。そうやって、お風呂あがりやごはんのときなど、トータルで1日2時間ぐらい見せているのかもしれません。1歳になったばかりですが、どのくらいの時間、見せてもいいのか気になります。
(お子さん1歳のママ)

幼児向け番組に注意を向けるのは自然な傾向

回答:遠藤利彦さん

赤ちゃんは、色のないものよりはあるものを、動きのないものよりはあるものを、そして、シンプルなものよりは中程度に複雑なものを好みます。幼児向け番組は、そのような特徴などに十分配慮されているようです。子どもが注意を向けるのは自然な傾向ですので、心配することはないでしょう。

生活に影響が出ないように気をつける

回答:遠藤利彦さん

スマホやテレビなどを見る、一般的にスクリーンタイムといわれることについて、たくさんの研究が行われています。脳への影響、目への影響、睡眠への影響、そのほか、運動や遊び、コミュニケーションなどへの影響です。その研究結果に基づいて、いろいろなガイドラインが出されています。長時間の視聴はいろいろな問題が起きるかもしれないということで、厳しめに警鐘が鳴らされています。例えば「睡眠に影響が出るようであれば、夜はできるだけ見せない」「運動不足が気になるなら、テレビを見ながら運動する、または、見たあとに体を動かす機会をつくる」などがあります。そのように、生活に影響が出ないように配慮していけば、大きな問題はないでしょう。

親の中でルールや基準を決める

回答:遠藤利彦さん

1歳の子どもに「何時間まで」というルールを決めて守らせようとしても、効果は期待できません。一方で、親の中でルールや基準を決めておくといいかもしれません。例えば「1~2時間ぐらいまでにしよう」と決めて、少し長めに見たときは「明日は注意して、少なくしよう」のように親のほうでバランスをとる。そうすれば、子どもの見る時間がほどよい時間になるのではないかと思います。

無理にやめさせないで、次の楽しいことを提案する

回答:宮里暁美さん

1歳のころは、「もっともっと」「もう1回」といった気持ちが大事なときです。それを上手に切り上げるのは、もともと無理があると思います。だから、何か「次の楽しいこと」を提案してみてください。例えば「これが終わったら、ごろんごろんしようか」のように伝えると、子どもの気持ちを変えられるかもしれません。

終わったこと・楽しかったことに共感する

回答:宮里暁美さん

スマホなどであれば、アラーム機能を使うのもひとつの方法です。「あと5分です」のように、機械側が自ら終わるわけです。そこで、「消えちゃったね」と、終わりになってしまった気持ちに共感してみてください。「いつまで見ているの? もうおしまい」と言われて終わるような後味ではなく、「いいのが見られたね」と楽しかったことに共感してもらえて終えられるといいですね。

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