おばあちゃんから聞いて役立ったことは?

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2017/04/29

出典:すくすく子育て[放送日]2017/04/29[再放送]2017/05/05

ママたちが、おばあちゃんから聞いて役立ったと思ったことを紹介します。

【伝統行事と育児日誌】
二世帯住宅に住む母のことを何かと頼りにしています。例えば、「お食い初め」や「七夕」など伝統的な風習について教えてもらうことが多いです。
もうひとつは、自分たちを育てていたときに母が書いていた育児日誌です。育児で困ったときに母はどう対処していたのかを見たり、自分が不安なとき育児日誌で母の苦労や思いを見ると励みになります。私はこんな思いで育てられていたんだと、自分自身が子どもを育てるうえで軸になるものができました。
(2歳6か月の女の子をもつママより)

【泣きやませる方法】
子どもがどうしても泣きやまないときの泣きやませ方を教わりました。その方法は、抱っこして歩くだけというシンプルなものです。母は、替え歌をつくったり、1日のできごとを詞にするなどして、やっていたそうです。
(11か月の女の子をもつママより)

【育児用品について】
出産準備で育児グッズを一緒に買いに行ったとき「あなたのときもこれを使ったのよ」「こういうふうに使ってたのよ」と母の話を聞きながら買い物ができたので、何をどう使ったらいいのかなど、参考になりました。例えば、ほ乳瓶ひとつとっても、ビンとプラスチックがどう違うのかなど、そういうアドバイスを聞けました。
(8か月の女の子をもつママより)

【ミルクのあげ方】
母のミルクはごくごく飲むのに、私からはあまり飲んでくれなくて困っていた時に「ほ乳瓶の乳首を、赤ちゃんの下唇にちょんちょんとあてて、くわえるまで待ちなさい。赤ちゃんも自分が飲みたいタイミングがあるから、待ってあげるといいよ」と言われました。そのことを意識してミルクをあげるようにすると飲んでくれるようになりました。
(8か月の女の子をもつママより)
 

祖父母世代は、失敗体験も伝えよう

大日向 雅美さん回答:大日向 雅美さん

おばあちゃん世代が語るのは大事なことですね。ただ、成功体験ばかりじゃないはずです。

私たちの世代ぐらいから、伝統というものが受け継がれない時代になり、昔のことを知らないこともあります。そのため、おばあちゃんネットワークが欲しいと思うほどです。同世代の人たちが「私たちのころはこうだった、でも失敗したのよね」といったことを共有するようなネットワークです。

ネットワークがなくても、ママ・パパに語るのは、成功体験だけではなく、失敗の話もしたほうがよいと思います。若い世代も「自分も自信がないけど、おばあちゃんたちもそうだったんだ」とわかって安心できますよね。


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子育て孫育てをしている方へ大日向雅美さんからのメッセージ


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