子育てアイデア大集合!(2)子育てが楽しくなるアイデア

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2020/08/01

出典:すくすく子育て[放送日]2020/08/01

お姉ちゃんのお楽しみトイレ

ママが「なかなかトイレでウンチができない…」と困っていた弟のトイレ。お姉ちゃん(6歳)が自分にも何かできないかと思って考えたアイデアが「お姉ちゃんのお楽しみトイレ」です。弟が「ウンチができたらいいことがある! 」と思えるように作戦をたてました。

まず、弟が少しでもウンチのそぶりを見せたら、「はい、行くよ!」と手を引いてトイレに連れて行きます。トイレに入ったら「がんばれ!がんばれ!」と精一杯、応援します。

無事にウンチが出たら、一緒に喜びをわかちあいます。

続いて、お姉ちゃんお手製の金メダルを授与。

そして、ご褒美のくじ引きです。くじ引きの賞品は、「おとうさんの たかい たかい」など、家族と好きな遊びができるチケットです。
このように、トイレでウンチをすることを全力で応援して、褒めて、盛り上げていきます。
ママは「お姉ちゃんのおかげでウンチが家族の楽しいイベントになった」と感謝しているそうです。

コメント:遠藤利彦さん

子どもから「ウンチをしたい」という気持ちが、なかなか起きないときは、なんとかやる気を引き出してあげようと考えます。意欲を引き出すための刺激として、お菓子やおもちゃなど、ご褒美を与えることもあるでしょう。でも、「ご褒美」という外側からの刺激だと、1回はうまくいくかもしれませんが、長続きしないかもしれません。
このアイデアでは、応援して、一緒に喜ぶことで子どもの内側にあるやる気を引き出しているところがすばらしいですね。おそらく、弟さんにとってとてもうれしいことで、やる気につながっていると思います。

ぼくのマイカー! おうちドライブ

おばあちゃんの心配事は、いつも元気いっぱいの孫が「大の怖がり」なこと。夜になると、電気がついていても、ひとりでトイレやお風呂に行くことができません。
そこで考えたのが、このアイデアです。

まず、トイレットペーパーの芯で車を作ります。車のイラストを描いて、孫の写真を貼って、孫のマイカーに仕立てます。

続いて、移動する経路にゴムひもを張ります。居間のドアのところでゴムひもを画びょうなどでとめ、ここをスタート地点にします。これを、お風呂のある洗面台まで引っ張って画びょうなどで固定します。
家の中で移動したいときには、張りめぐらされたゴムひもに車を通します。ゴムひもをたどって車を走らせれば、目的地まで行けるというわけ。
孫がドライブを楽しめるように、車をいくつか用意してその日の気分で選べるようにしたり、移動中の壁に大好きなものの写真を貼っておくこともポイントです。

車と一緒に行くことで、楽しみながら怖がらずに移動できるようになりました。

コメント:遠藤利彦さん

嫌いなもの・苦手なものに、好きなものを抱き合わせる方法がいいですね。この子の場合は、車であったり、壁に貼ったものであったり。好きな車を使って、好きなものに沿って進んでいく。そうしているうちに、自然と怖くて嫌なことを克服できるところが、すばらしいと思います。

お母さん助カルタ

弟が生まれてから、ママは赤ちゃんの世話に忙しくなり、お兄ちゃんがさびしそうな様子を見せることが多くなりました。お兄ちゃんとも遊んであげたいと考えたママ。お兄ちゃんは自分の写真を見るのが好きなので、たくさん写真を撮ってあげることに。
その写真で作ったのが「お母さん助カルタ」です。

お兄ちゃんがひとりで着替えができたとき、ひとりでトイレができたとき。そんな、がんばっている姿の写真ひとつひとつに文字をつけて、カルタの札にしています。

例えば「つ」の札は、食事のときに「つくえ」を拭くお手伝いをしてくれたときの写真です。

このカルタで遊ぶ楽しみもあります。例えば、ママが「(い)一緒に食べよう朝ごはん」と読み上げて、弟のお世話ができたときの札を取り合います。仕事で家にいられる時間が少ないパパも、ふだんのお兄ちゃんのがんばりを知ることができて楽しいといいます。

お兄ちゃんは、カルタをはじめてから弟と遊ぶことが増えて、きょうだいはすっかり仲良しになりました。お手伝いにも積極的になり、弟の手をとって一緒にお片づけしています。

コメント:遠藤利彦さん

親に見てもらえている。それだけで、子どもはとてもうれしいと感じます。自分を見てくれる、写真を撮ってくれる、しかも頑張っているところです。子どもは自信を持てるようになり、自尊心が高まっているのではないでしょうか。自信があれば、自発的に動くことができるようになります。自然と、弟にもいろいろなことをしてあげるようになる。そんな、すばらしいアイデアだと思います。

子育てが楽しくなるアイデアは、どのように考えたらいいでしょう?

大人も楽しく、子どもと一緒に楽しめることを

コメント:遠藤利彦さん

子どもを楽しませたい気持ちも大切ですが、親自身が楽しもうとすることが大事ですね。親が楽しそうでなければ、子どもは楽しめないと思います。お父さんやお母さんが笑っていると、子どもはいちばん楽しい気持ちになれるのではないでしょうか。大人も楽しめる、子どもと一緒に楽しめることを考えてみましょう。

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