子育てアイデア大集合!(1)子育ての困りごとを解決するアイデア

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2020/08/01

出典:すくすく子育て[放送日]2020/08/01

キラキラ☆プラネタリウム

アイデアのきっかけは、台風の影響による停電です。子どもに寝かしつけの絵本を読んでいるとき、停電で突然まっ暗に。子どもは怖くなって寝つけませんでした。その後も、部屋を暗くすると怖がるようになり、電気をつけたままでないと寝ることができなくなってしまいました。
これをなんとかできないかとママが考えたのが、お手製の「キラキラ☆プラネタリウム」です。

作り方は簡単です。

半円の黒い画用紙を好きな形に切り抜き、そこに、包装などで使われるセロハンを貼ります。セロハンに油性ペンで好きな色を塗ります。裏返して、円錐の形にしてテープでとめれば完成です。

スマホのライトをつけて、その上にかぶせると、壁や天井に幻想的な模様が広がります。

プラネタリウムのおかげで、部屋が暗くても寝ることができるようになりました。

コメント:遠藤利彦さん

眠るときに寂しさや不安を感じる場合、多くの子どもは「就眠儀式」を行います。絵本を読んでもらったり、歌を歌ってもらったり、お気に入りのぬいぐるみを抱えるなど、眠る前に決まってとる行動です。
この子の場合は、元々はおそらく絵本だったのでしょうが、停電で怖くなり、就眠儀式としてうまく働かなくなってしまったのでしょう。そこで知恵を絞って作ったプラネタリウムが、新しい就眠儀式になったように思えます。リラックスできそうな光がいいですね。

倒せ! ダンボールロボ

3人きょうだいの上の男の子2人は、やんちゃざかりでケンカばかり。ママはケンカのたびに仲裁するのが大変です。
そこで作ったのが「ダンボールロボ」。家族からは“敵”と呼ばれています。

きょうだいゲンカがはじまると、ママはこのダンボールロボを登場させます。すると……

きょうだいが力を合わせて“敵”と戦うモードになり、ごっこ遊びがはじまるんです。

子どもたちは、ダンボールロボを倒すことに夢中になり、ケンカのことはすっかり忘れます。

こうして戦いが終わり、家族にひとときの平和が戻ります。

コメント:遠藤利彦さん

きょうだいが共通の「敵」に立ち向かうことで、「私たちは同志。助け合おう」という気持ちが生まれています。ケンカしていたのに、結果的に仲直りできている。
人間には、助け合うという大切な性質があります。例えば、同じものを並んで見たり、同じことを一緒にするだけで、「私たちは仲間だね」という気持ちになれます。集団の中で、たまたま同じ色のTシャツを着ていただけでも、仲間意識が芽生えることもあります。そんな性質をうまく活用している、いいアイデアだと思います。

ボクこっちで遊ぼう

お兄ちゃん(7歳)と妹の2人きょうだい。妹は自己主張がはっきりした性格で、お兄ちゃんがおもちゃで遊んでいると「私が遊ぶ!」と言い出しておもちゃの取り合いになります。
いつも妹に譲ることになるので、ケンカをせずにおもちゃを取り返せないかと思っていたお兄ちゃん。そこで考えたのが、このアイデアです。

お兄ちゃんが積み木で遊んでいると、いつものように妹と取り合いに。

そこで、お兄ちゃんは「ボク、こっちで遊ぼう」と言いながら、違うおもちゃで遊びはじめます。
すると、妹はそのおもちゃが気になって「私もそれで遊ぶ!」と言ってきます。

妹が興味を示したら、おもちゃを譲ってあげます。
これがアイデアのポイント。いったん違うおもちゃで遊ぶことで、元のおもちゃから妹の気持ちをそらす作戦なんです。

お兄ちゃんは、ケンカをせずに積み木を取り返せました。

コメント:遠藤利彦さん

おそらく妹さんは、お兄ちゃんがしていることに関心があります。お兄ちゃんは、そのことにうすうす気づいて、「自分が違うおもちゃで遊べば、妹が興味を持つだろう」と思えたのでしょうね。結果的に、作戦が成功して、ケンカせずにおもちゃを取り返しています。お兄ちゃんの知恵には感服するばかりですね。

どのアイデアも、困ったことをポジティブにとらえて、アイデアで乗り越えているように思えます。子育ての困りごとを解決するヒントは、どんなところにあると思いますか?

押してだめなら引いてみる。発想の転換を

回答:遠藤利彦さん

大人は、「子どもに○○をやらせたい」「○○でないと困る」と考えて、いろいろなことを試します。でも、なかなかうまくいくものではありません。そんな中で、つい「もっと言えば、できるかも」と思って、押しが強くなってしまいがちです。
そんなときは、違う方法を試してみましょう。これでだめなら、あれをやってみよう。押してだめなら引いてみよう。そんな発想の転換で、結果的に困りごとが解消されるように思います。
また、みなさんのアイデアには、創意工夫と愛情を感じます。親も喜んでいることが印象的でした。「子どものために○○をしないといけない」のような切迫した気持ちではなく、親自身が楽しみながら工夫することが大事なのかもしれません。

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