なんでも自分で! あれもこれもイヤイヤ! こんな時期の子どものキモチ、どう向き合えばいいですか? PR

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先日、すくコムでは、お子さんの「自分でやってみたい!」という気持ちの芽生えに関するアンケートを実施しました。その回答から見えてきたのは、子どもの気持ちにどう寄り添えばいいのか試行錯誤するママやパパの姿でした。

▼アンケート結果はこちら

やりたい気持ちをどんなふうに応援すればいい?同時に起きるイヤイヤの心理は? ママやパパが抱くそんなギモンに、幼児教育学が専門で3人の子どものパパでもある、玉川大学教授の大豆生田啓友さんがお答えします!


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大豆生田啓友(おおまめうだ・ひろとも)
玉川大学教育学部教授。研究分野は、乳幼児教育学・子育て支援。
幼稚園教諭の経験も。2男1女の父。NHK Eテレ「すくすく子育て」等のメディアでも、育児に悩むママ・パパへのアドバイスを送っている。


自分でやりたい気持ちがバクハツし、うまくできなくて葛藤。「やるやる期」はそんな時期です

―アンケートを見ると、なんでも自分でやりたがる「やるやる期」とでもいうような時期があるような気がします。こういった時期はいつごろなのでしょうか?

個人差はありますが、1歳半前後くらいからでしょうか。子どもが自ら立ち上がり、自分で動き出せるようになった頃に「やるやる」の主張は始まりますね。実は、ひとりでは何もできないように見える赤ちゃん時代も、自分でいろいろとやりたがっていることが、最近の赤ちゃん研究ではわかってきています。赤ちゃんのころは、興味はあるけれどまだそこに手が届かない。それが成長すると、自分で動いて興味のあるものに触れられるようになるのですから、やってみたい気持ちがバクハツするのは自然なことです。

― こうした「自分でやりたい!」という時期は、子どもにとって、どんな意味があるのでしょうか?

「やるやる」は、子どもの発達の中ではきわめて重要な行為です。やってみたい=知りたいということですから、やるやる期は学びの時期だと言えるでしょう。この時期の子どもは有能感を強く持っていて、自分で何でもできるんだ!という自信に満ちています。ママやパパからすれば、ちょっと面倒くさいなと思うこともあるかもしれませんが、こうした幼児期の有能感はその後の自己肯定感への入り口へとつながります。とても大事な時期だと理解してあげてください。

― 「やるやる」の一方で、できないとイライラしたり大泣きしたりするのはなぜですか?

この時期の子どもが有能感を持っていると言いましたが、その反面、まだ思うように動けなくてうまくいかないことが多いのも、もうひとつの特徴です。自分でコップ運べるもん!と思ってもこぼしちゃう、ひとりで坂道下りられるよ!と思っても転んじゃう。そんなアンバランスな状況に、子どもたちは葛藤したりイライラを感じたり、時には泣きたくもなります。そして、そのイライラを説明しようとしたところで、言葉もまだ達者ではない時期なのです。

子どもの状況を理解し、がんばっている時はそっと見守ってあげてほしい

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― 「自分でやりたい」「でも、うまくいかない」という時期の子どもに、大人はどのように向き合ってあげるとよいですか?

まずは、子どもの「うまくいかなさ」を理解してあげましょう。やりたいのにうまくいかなくて癇癪を起こす時というのは、大人と子どもの間に理解のズレが起きている場合が多いのです。子どもにとっては自分なりの手順や決め事があるのに、大人がそれをわかっていないような場合です。

― 「大人と子どもの理解のズレ」とは、具体的にはどんなケースが考えられますか?

例えば、子どもが靴を履きたがっている時をイメージしてみましょう。大人からすれば、そこらへんにある靴を何も考えず足にはめようとしているように見えるかもしれませんが、子どもには“自分の今日はきたい靴”があって、“自分なりの靴を履く手順”もある。でも手先がまだ器用に動かないからうまくいかない。そんな時、見かねたママがよかれと思って先回りして履かせてしまうと、子どもの言い分としては「自分のやり方で履きたいのに何で先回りするの!?」となるわけです。これが理解のズレです。

― あまり先回りしてはいけない、とは思うのですが、時間がない時などはどうしたらいいでしょうか?

もちろん、子どもなりの考えを理解してあげられればベストでしょうけれど、ママやパパだって人間ですから、いつもすべてを受け入れてあげる余裕はなくて当然です。先回りしてしまう時もあるし、「何なの!」とイライラして感情的になってしまうことだってあります。そんな時は、気持ちが落ち着いた後で「さっきはがんばっていたね、うまくできていたね」と、子どものしていたことを認めてあげて、ギュッとしてあげてください。

― 子どもが「やるやる」と言ったとき、親はどんな風に声をかけたらいいでしょうか?

子どもががんばっている時は、ぜひそっとしておいてあげましょう。集中している時に声をかけられたくないのは大人も同じです。君なりにがんばっているんだね、という想いで見守ってあげるだけでじゅうぶんです。どうしても時間がかかりますから、可能であれば少し時間に余裕を持って行動することも心がけてみるとよいでしょう。ただし、危険を伴うような行為は介入して止めなければなりません。親は安全性を見極めた上で、子どものやってみたい気持ちを見守ることが大切です。もし危険で止めなくてはならない場合は、ただ「ダメ」といい続けるよりも、「これなら安全だよ」と代替案を用意してあげると、子どもはより納得しやすいのではないでしょうか。

子どもはイヤイヤしながら、気持ちのコントロールを練習しています

― アンケートから見ると、「やるやる期」は、やりたくないことを拒否する「イヤイヤ期」と同じくらいの時期に来ているようですが?

時期としては重なるケースが多いですね。なぜならば、子どもにとってはようやく自分の力で動けるようになったのですから、自分で行動を決定したいんです。やりたいことはやりたいし、やりたくないことはやりたくない。お風呂も歯みがきも手洗いも、子どもにとって楽しくなければ、やりたくありません。魅力を感じていない状況でただ「やりなさい!」と言われても、子どもの気持ちは動かないので、親にとっては対応が難しい時期ですよね。

― 子どもの「イヤイヤ」に親はどのように向き合うとよいですか?

この時期の子どもは、気持ちのコントロールがまだうまくできない段階です。イヤイヤするのは決してその子がワガママなわけではないし、ママやパパの育て方が悪いわけではありません。この時期は、人間の発達においては、自分で自分の気持ちをコントロールする練習をしていく大切な段階です。子どもが「イヤイヤ」をしている時、まわりの大人は、気持ちの切り替えをうまく手伝ってあげられるとよいですね。

― 子どもが気持ちを切り替えられるようにするために、親はどんなサポートをしてあげるとよいですか?

子どもの行動を頭ごなしに「ダメ」と否定することは、やってみたい意欲や考えることをあきらめさせてしまうことになりますので、できるだけ避けたほうがよいと思います。おすすめなのは、いちど子どもの言い分をすべて受け止めることです。「そうなんだね、わかったよ」と受け入れたところから、「それなら、こんなふうにやったらどう?」と、次の見通しを示してあげます。例えばお風呂に入るのが嫌なら、「お風呂でこんな楽しいことしようか」と提案する、お風呂が楽しくなるような絵本を見せてあげるのもよいでしょう。子どもは、楽しい、心地よいと感じたら、「またやってみようかな」と思うものです。こうした楽しい経験の積み重ねが、やがて生活習慣として身についていきます。また、「こんな方法やあんな方法もあるね」と、いくつかの選択肢を与えてあげることも、子どもが自分で考え、気持ちを切り替えるきっかけになるでしょう。

嫌だという気持ちを受け入れてもらい、自分を納得させる練習を繰り返していくことで、「そんなに泣いたり怒らなくてもいいんだ」と、子ども自身が自分の気持ちと向き合い、自己コントロールの仕方に気づいていく。この過程こそ、いま幼児教育の世界で注目されている「非認知能力」を育むことにもつながっていくのです。

▼非認知能力についてはこちらをご覧ください:

親が気持ちを受けとめることが、子どもの大きなパワーになる

― とはいえ、どんなに気を配って対応しても、イヤイヤがおさまらないこともよくあります。

わかります、むしろそんなことばかりですよね(笑)。でも、それでいいんです。ママやパパがていねいに関わってくれた、話を聞いてくれたということは、気持ちを受け止めてもらえたこととして子どもにしっかりと残ります。「うまくいかなくても大丈夫なんだ」「どんな自分だってステキなんだ」という気持ち、―この気持ちこそ、自己肯定感など「非認知能力」そのものですが―その気持ちを持つことができれば、生きていくうえでとても大きなパワーの源になると思いますよ。

― イヤイヤ期の対応で、親が注意すべきポイントはありますか?

時々、大人の理想を押しつけすぎていないかな?と、立ち止まってみるのも大切ですね。大人はともすると、「そろそろ○○ができなくちゃ!」と、つい一足飛びに自立を子どもに求めてしまいがちです。誰かにしてもらう経験を通して自分でやることを覚えていく場合も大いにありますし、最初から子どもが自分で全てできることを目指さなくてもいいと思います。

― 子どもの成長を焦らない、ということですね?

子どもにもいろんなタイプがあります。慎重派の子はいろいろと考えたうえで「やらない」という選択をしていたりします。自分でやらないからといって自発性に欠けているわけではなく、頭の中では自発的にたくさんのことを考えていますし、時期がくれば自分でやるようになります。子どもそれぞれの個性によるところもすごく大きいので、「こんなものかな」と力を抜くことも大事ではないでしょうか。だって、大人になっても歯みがきが嫌い、片づけが苦手という人はたくさんいますよね。人間の発達は生涯つづきます。一時期の行動にとらわれすぎず、ゆったりと長い目でその子の幸せを考えることも、大切にしたいですね。


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