専門家の素顔に迫る(4)大日向雅美さん(恵泉女学園大学 学長 発達心理学)

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2018/04/26

出典:まいにちスクスク[放送日]2018/04/26[再放送]2018/05/03

「すくすく子育て」で悩めるパパ・ママにアドバイスをしてくれる専門家の先生たちは、どんな子育てをしていたのでしょうか。
専門家の素顔に迫ります。

子育てに悩むパパ・ママの心理にも詳しく、子育てひろばの施設長も務める大日向雅美さん。
子どもの内向的な性格に悩むママに対して、性格は良い方向に解釈するべきと教えてくれました。

そんな大日向さんはどんな子ども時代を過ごし、どんなママだったのか、お話を伺いました。

― 大日向先生と言えば、おしとやかなイメージですが、どんな子ども時代を過ごしていたのですか?

子どものころ、母は私のことを「金平糖(こんぺいとう)ちゃん」と呼んでいました。「かわいらしい」という意味が半分で、残りは「できることと、できないことがデコボコだ」という意味だったんです。二人姉妹の姉は何でもできる優等生でしたが、それに比べると私はデコボコな子だったんです。

― どういうことができなかったんですか?

幼稚園が大嫌いで行けませんでした。小学校も嫌いでしたね。それでいて、決しておとなしい子ではなくて、いたずらっ子とけんかしたり、男の子を泣かしたりしていました。それでも、母と祖母は私のことを信頼して見守ってくれました。
そんな私も、2人の娘を授かり親になりました。次女は私のように学校が嫌いな子で、「中学までは行かないといけないよね。その先はどこまであるの?」と聞かれたことがありました。私は「あなたの気持ちわかるわ。ママも大嫌いでね。だから今でも学校に行っているの」と答えたんです。それが効いたのか、彼女は大学の先生になっているんですよ。わからないものですね。

― 親が決めつけたり期待し過ぎたりしてもダメですし、それぞれの個性を見守るしかないですね。

そうですね。そして、楽しむことです。



― いろいろ迷っているママ・パパに、何かメッセージをお願いします。

子育てをしている中で、迷ったり揺れたりすることは、すてきなことだと思ってください。それは子どもを愛しているからこそ。「これでいいのかな」と揺れながら、ちょうどよいところを探していくんです。恐れずに、揺れることを楽しみましょう。


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