3大アレルゲン(鶏卵・牛乳・小麦)の食物アレルギー、どうする?

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2024/03/02

出典:すくすく子育て[放送日]2024/03/02[再放送]2024/03/07

子どもの食物アレルギーの原因の上位3つは、鶏卵・牛乳・小麦で「3大アレルゲン」といわれます。小麦と鶏卵のアレルギーがある子のママの体験談を紹介します。

長女(3歳11か月)には、小麦と鶏卵の食物アレルギーがあります。現在、アレルギー専門医の指示のもと、小麦を食べる量を少しずつ増やしていく治療を進めています。小麦を5グラムから進めて、約2年間で70グラムまでクリアしました。昔と違って、今は小麦の入っていない米粉の食物などがあり感謝しています。小麦が終わったら、次は「鶏卵」の治療を頑張ろうと思っています。
(お子さん6歳・3歳11か月のママ)


―― 小麦の食物アレルギーは「食べて治す」のですか?

小学校入学までに7~8割程度の子どもは治る。「経口免疫療法」で食べられるようになる場合も

回答:今井孝成さん

鶏卵・牛乳・小麦アレルギーは、何もしなくても3歳までに半分は治り、小学校入学までに7~8割は治ります。
ただ、そうではない患者もいます。以前は「もう治らない」と言わざるをえませんでしたが、15年前ぐらいから「経口免疫療法」という取り組みが始まりました。重症患者のために始まった治療法です。症状が出ないほどの少量ずつから、注意深く、徐々に食べる量を増やしていきます。そうして過ごしていると、食べられるようになる傾向が確認されています。
食べられないと、生活する上で支障が出ることも多い鶏卵・牛乳・小麦については、このような経口免疫療法が、重症例以外にも行われるようになってきました。

専門医と相談して「食物経口負荷試験」ができる病院・クリニックで治療を進める

回答:今井孝成さん

「経口免疫療法」には注意点があります。ごく少量とはいえ、子どもが食べても症状が出ない量は、親にも本人にもわかりません。食べ始めのタイミングには危険性が生じることもあるので、必ず専門医と相談してください。経過や検査結果などを参考にしながら、「食物経口負荷試験」のできる病院・クリニックで治療を進めるのがいいでしょう。

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