離乳食の進みが遅いことで、今後の成長発達に影響がないか心配

クリップ
クリップ

2

2023/11/02

出典:すくすく子育て[放送日]2023/11/02

娘(8か月)の離乳食がなかなか進まず悩んでいます。6か月のころ、おかゆから始めたのですが、スプーンを嫌がり、おかゆの味も嫌がり、麦茶を薄めて飲ませても初めての味で嫌がり、全部ベッと出していました。お兄ちゃんのかぜがうつって、離乳食がたびたび中断して、まだどろどろのままです。食べる量も少なく、1週間分をまとめて作って冷凍していた離乳食は、2/3ぐらい食べてもらえず、悲しくてしかたありません。
お兄ちゃんが8か月のころは、食べられる食材が多かったのですが、娘は片手で数えられるくらいです。体重が、発育曲線の平均より軽く、増加も緩やかなことも気になっています。離乳食の進みが遅いことで、今後の成長発達に影響がないか心配です。
(お子さん3歳・8か月のママ)
鈴木亜美さん

今9か月の娘は、腰がなかなかすわらなくて、少しゆっくりスタートさせようと思ったんです。離乳食をはじめたのも7か月のころで、まだびちゃびちゃに近いですね。
すくすくファミリー

離乳食スプーンが合ってないのかもしれないと思って、10種類ぐらい買って試しました。


―― 川口さん、離乳食の進みと子どもの発達に関係はありますか?

発育曲線の平均と比べるのではなく、その子が成長しているかを見る

回答:川口由美子さん

一般的に、一時的に食べなくても、将来の発達に大きく影響することはありません。でも、不安に思う気持ちはとてもよくわかります。発育曲線は、平均と比べて上か下かを見るのではなく、赤ちゃん自身の成長を見てください。その子が前と比べて大きくなっているのであれば、食べたもので栄養がとれていると判断していいと思います。
ずっと食べない、体重減少などの場合は、医療機関に相談してください。


―― 栄養不足が気になるとき、どうしたらいいでしょう?

栄養が気になるなら濃いめに

回答:川口由美子さん

栄養が気になるなら、少しでもエネルギーがある肉や野菜のペーストなど、先にあげたいものを濃いめにしてみましょう。スプーンで食べさせられることを嫌がるなら、代わりに指先にペーストをつけて、なめさせてあげる。少しずつエネルギーのあるものを試してみてください。

哺乳は反射・食べるは学習

回答:川口由美子さん

赤ちゃんの目の前で、家族が楽しく食べているところを見せることも大切です。哺乳は反射でできますが、食べることは学習です。親やきょうだいが食べている様子を見て、食べ始めることもあります。


―― 食べられる食材の種類がなかなか増えないとき、どうしたらいいでしょう?

食物アレルギーを考えて、リスクの低い野菜などはまとめて進めてもよい

回答:川口由美子さん

「これを食べたら次はこれに進む」のような離乳食の細かいカレンダーもありますが、それは進め方に悩まないための1つのアドバイスに過ぎません。例えば、食物アレルギーのリスクが低い野菜などは、まとめて進めても大丈夫です。2~3種類をまとめて煮て、ペーストにしてあげてもいいんです。何でもひとさじずつで進めていたら、どれだけ時間があっても足りませんよね。
一方で、食物アレルギーのリスクが高い卵・乳製品・小麦などは丁寧に進めましょう。よく加熱されたものを少しから試すと安心です。

赤ちゃんの離乳食、どの情報が正しい? どう選べばいい?

離乳食での鉄分補給、どうあげたらいい?

離乳食と家族のごはん、お出かけのときの離乳食はどうしたらいい?

子どもが濃い味を好きになったけど、薄味にしたほうがいい?

PR

×     閉じる