子どもがなついてくれない。どうしたらいい?

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2022/03/05

出典:すくすく子育て[放送日]2022/03/05[再放送]2022/03/12

息子(2歳)はママのことが大好きですが、パパにはなつきません。例えばごはんのとき、「パパといるとおいしくない、大好きじゃない」と言われます。子どもと一緒の時間は、できるだけ遊んだりしているのですが、仕事で家に帰るのは息子が寝る30分前、土曜日も仕事で、一日時間をとれるのは日曜だけです。でも、どうしてもママのほうに行ってしまい、ママの負担が大きくなり心配です。限られた時間の中で息子になついてもらうには、どうすればいいのでしょうか。
(お子さん2歳・9か月のパパ)

楽しいことを共有することで、パパへの信頼感が増す

回答:石井クンツ昌子さん

まずは、会話や遊びなど、子どもと何かを一緒にすることが重要です。その中で、楽しさを共有することで、パパへの信頼感が少しずつ増えていくと思います。
また、お風呂でリラックスしながらコミュニケーションをとるのもひとつの方法です。信頼関係がうまれて、よい関係につながると思います。仕事で毎日は難しい場合は、例えば週末の休日など、ちょっとした時間ができたときに、ぜひお子さんとお風呂に入っていただきたいと思います。

遊びに夢中になっているときに、パパと2人だけの空間を作る

回答:泉秀生さん

ママと子どもの空間をとても大切にしていると思います。まずは、パパがママのとなりに座って、一緒に遊んでみましょう。子どもが好きな遊びに夢中になっていたら、ママは場所を変えて、パパと子どもだけの空間を少しずつ作ってみてください。ふと、子どもが「あれ? ママがいないな」となるかもしれませんが、パパと子どもの交流を増やしていくことができると思います。

お気に入りの人形などを使って興味や関心をよせる

回答:泉秀生さん

子どもの興味や関心がある人形などがあれば、人形を使って、人形がしゃべっているように話しかける方法もあります。子どもは「なんだろう、パパが遊んでくれるのかな?」と思って、パパに興味や関心が向きやすくなると思います。

パパと一緒なら行ける特別な場所をつくる

回答:泉秀生さん

パパと一緒なら行ける特別な場所をつくる方法もあります。私自身、子ども(2歳)が電車好きで、一緒に駅まで散歩するなど、「パパと外に行けば電車に乗れる」というようにしています。ほかにも公園でキャッチボールするなど、「パパと一緒に行けば〇〇ができる」と子どもが思えるといいですね。
 ママっ子になっている状態のままでいいのでしょうか?

幼少期は安全な場所を探すもの。間接育児でパートナーを助ける

回答:泉秀生さん

幼少期は、安心・安全な場所(安全基地)を探すものです。それがママになることが多く、不安になることはありません。私自身、保育などを勉強して、育児に取り組んでいますが、子どもが「ママ、ママ」となることはよくあります。教科書と実際は違うと感じますね。
そんなときは、洗濯や掃除などの家事をして、ママと子どもの時間がとれるようにしています。間接的に育児をするわけです。ママも「今は子どもに専念していいんだ」と落ち着くのではないでしょうか。

ママが自分のための時間をつくる

回答:石井クンツ昌子さん

ママに「me time(ミー・タイム)」をつくってあげることがおすすめです。例えば、読書や自分の趣味など、ママが毎日少しでも、自分のやりたいことをする時間のことです。「ミー・タイム」を意識してみましょう。

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