若いママ・パパとのコミュニケーションは、どうしたらいい?

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2021/11/27

出典:すくすく子育て[放送日]2021/11/27[再放送]2021/12/04

番組「すくすく子育て」のアンケートでも多くの悩みが寄せられた、若い世代のママ・パパとのコミュニケ-ションについて、40代のママ・パパたちに話を聞きました。

〇若いママはキラキラ系を目指しているという先入観があって、話題が合うかどうか考えてしまい、あまり会話をしたことがありません。同年代の人がいるとうれしくなります。(お子さん3歳のママ)
〇児童館でも遠目に見て話せていないですね。(お子さん3歳のパパ)
〇私も若い方がいたとしても話せないと思います。(お子さん10か月のパパ)
〇何を話したらいいのかわからないですよね。私は、出身地の方言で「こちらに住んで間もないから、わからないことが多くて」という感じで話しかけています。(お子さん2歳のママ)
〇最近、若いママと盛り上がったのは、夫の愚痴ですね。鉄板だと思いました。(お子さん10か月のママ)

みなさん、年齢の離れたママ・パパとのコミュニケーションには苦労している様子です。どうしたらいいでしょうか?

そもそもバックグラウンドがみんな違う

回答:大鷹美子さん

私自身も、保育園から中学校まで、子どもの成長にともなって、いろいろな親同士のつきあいがありました。1クラス分の保護者が集まれば、そもそもバックグラウンドがみなさん違います。年齢だけではなく、経歴も、考え方も違います。年齢差に関わらず、相手の話をよく聞いて、少しずつ距離を縮め、人の輪を築いていくことが大切だと思います。

小さなことでもいいので、集まりに対して貢献する

回答:大鷹美子さん

私が考えたのは、ささいなことでもいいので、親同士の集まりで貢献することでした。例えば、父母会があれば、椅子を並べたり、お茶を用意したり、何かしら仕事があります。少し早めに行って、全体がうまくいくためにできることを探すわけです。そのように心がけているうちに、つながりができたり、人の輪の中に入っていけたりすると思います。

多様化の時代、年齢で気を遣う必要はない

回答:倉石哲也さん

まず、40代で子どもを持つことを決断して、子どもを授かり、子育てしていることに自信とプライドを持ってほしいと思います。
年齢は違っても、親として1~2年目であることは変わりありません。この多様化の時代に、いろんな人を受け入れていこうとしています。年齢の差に気を遣う必要はありません。40代・50代の方だからこそ、そのような考えを持って、若い世代と関わっていただきたいと思います。

ほめたり愚痴をこぼしたりで、きっかけをつくる

回答:倉石哲也さん

コミュニケーションが苦手な方は、まずは相手の子どもをほめてみるのはいかがでしょう。その次に、「私はちょっと、やっぱり体力がね」のような愚痴をこぼしてみる。そんな話題を用意しておきましょう。最初のきっかけは、それでいいと思います。一度話をすれば、次に会ったときに「こんにちは」とあいさつできるわけです。

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