周りからの心ない言葉にどう向き合う?

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2021/11/27

出典:すくすく子育て[放送日]2021/11/27[再放送]2021/12/04

40代・50代で子どもを持つことをよく思わない人がいます。こそこそと話されているのを子どもも敏感に感じ取っています。心ないことを言う人もいます。周囲の目線や心ない言葉から、子どもをどう守ればいいでしょうか。
(40代のママ)

そのほか、行事などの際に、親が高齢であることを理由に子どもがからかわれたり、いじめにあうのではないかと不安になる、という声も多く聞かれました。
周りからの心ない言葉に、どう向き合ったらいいでしょうか?

幸せな気持ちを前面に出して子どもと接する

回答:大鷹美子さん

もし大人が年齢のことを言うのであれば、おかしいことだと思います。そのような言葉は、真に受けないようにしましょう。
自分の子どもをかわいいと思う気持ちは、ほかにはない感覚だと思います。「あなたのことが本当にかわいくて大好き」「子どもを持って幸せ」という気持ちを前面に出して、前向きに子どもと接することに心をかたむけてください。
親に「年をとっていて、ごめんね」と言われても、子どもはうれしくないと思います。「ごめんね」よりも「大好き」を伝えましょう。
もし、親の年齢を理由に嫌なことを言われて子どもが傷ついてしまったら、どうしたらいいですか?

子どもの気持ちに寄り添い、支えになることを伝える

回答:倉石哲也さん

そんなときは、親として頑張ってほしいと思います。まずは「嫌だったよね」「腹が立ったよね」のように、子どもの気持ちに寄り添うことが大事です。そして、「お母さんはあなたのことが大好きだよ」「大事に思っているよ」「何があっても守るからね」と、子どもを支えることをしっかり伝えていただくことも大事です。

心ない言葉を許さないことを伝える

回答:倉石哲也さん

教育的にも、親として「そんな心ない言葉は許さない」「あなたは言わないでね」と、子どもにしっかり言ってください。親のメッセージとしてきちんと伝えれば、子どもは「守られている」という気持ちになります。今度、心ないことを言われても、「そんなことない。いいところがたくさんある」と言い返すことができるかもしれません。子どもは、そういう力を身につけていくのです。

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