保育園の連絡帳での相談は、何を書けばいいの?

クリップ
クリップ

2019/03/23

出典:すくすく子育て[放送日]2019/03/23[再放送]2019/03/30

保育園に通うようになったら、子どもを預ける朝は時間の余裕がなく、お迎えは祖母にお願いすることが多くなると思うので、保育士さんとゆっくり話したり相談したりする時間があまりないだろうと思っています。この場合、保育園の連絡帳を活用することになると思いますが、はじめての子どもで、どのような内容を書けばよいのかわからず不安があります。
(1歳3か月の女の子をもつママより)

ささいなことでも家庭と保育園の連携につながる

岩井久美子さん回答:岩井久美子さん

保育園に入ると、子どもは「家庭」と「保育園」の2つの生活の場で成長していくことになります。この2つの場が連携できていないと、困るのは子どもです。家庭と保育園で連携できるように、連絡帳の「家庭からの欄」には、ささいなことでもよいので家庭での子どもの様子などを書きましょう。例えば、「忙しくて子どもの相手がなかなかできず、朝からぐずっています」と書かれていれば、保育士は「いつもより抱きしめてあげよう」といった対応ができます。コメントが書かれているだけで、子どもをあたたかく見守ってあげられる状況が作れるのです。

相談ごとは、文章だけでは伝わらないことも

岩井久美子さん回答:岩井久美子さん

連絡帳は文章でやりとりをするので、誤解が生じることもあります。相談ごとの内容によっては、時間を作って、保護者と保育士で向き合って話をしたほうがよい場合もあります。そのようなときは、話をしたい旨を連絡帳などで保育士に伝えてください。

「情報の共有」が大切。育児日記の感覚でいい

汐見稔幸さん回答:汐見稔幸さん

保育園は、基本的に保護者と保育士が一緒に子どもを育てる場です。そこに上下関係はなく、「共育て」の関係になります。そのためには「情報の共有」が大切です。連絡帳は、気負わずに、育児日記のような感覚で書くのがよいのではないでしょうか。保護者と保育士で伝え合うことが大事だと思います。


わが子は保育園の生活になじめるの?


すくすくポイント

保育園の安全対策


PR

×     閉じる