「習いごとをやめたい」と言われたら、どこまで子どもの気持ちを尊重する?

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2021/11/20

出典:すくすく子育て[放送日]2021/11/20[再放送]2021/11/27

長女(5歳10か月)には、いろいろな習いごとの体験に参加させてきました。すぐに「やりたい!」と気に入ったのがスイミングで、週に1回のレッスンに通い始めて1年弱になります。でも、最近では幼稚園で疲れていたり、友だちと遊び足りないのか、「休みたい」と言うことが増えました。習いごとを休んでもいいと思いますが、悪い習慣にならないか心配です。本当に行きたくないのか、なんとなくなのか、見極められません。
今後、「習いごとをやめたい」と言われたときに、「やめましょう」と言うほうがいいのか悩みます。子どもの気持ちに寄り添いたいけど、どこまで尊重したらいいのでしょうか。
(お子さん5歳10か月・3歳7か月のママ)

子どもの気持ちの理由を探る

回答:大豆生田啓友さん

親としては、子どもが人生の中で同じようにあきらめてばかりにならないか心配で、切実な悩みですよね。まずは「続けさせる・やめさせる」のどちらかではなく、子どもの気持ちの理由を探ってください。例えば、「今は続けたくない」「少しつらいと感じる」などです。子どもが言葉で十分に説明できるならば、話を聞いてみましょう。そうでない場合は、子どもの様子を見ながら、理由を探ることもひとつの方法だと思います。

習いごとは自信になることも、つらくなることもある

回答:大豆生田啓友さん

習いごとには、例えば「水泳で次のコースに行けた」のような、ステップアップがありますよね。子どもの自信にもつながり、大事なことだと思います。一方で、うまくいかないことが続くと、誰でもつらくなっていきます。
特に4歳ぐらいになると、自分と他の人の差が見えてきて、できないことに恥じらいを感じることもあります。そのような場合は、ステップアップに到達していなくても、子どもの頑張りや、その子のよさを認めてあげることが、やる気につながっていくかもしれません。上達を大事にする先生の指導は厳しいかもしれませんが、相談すれば子どもへの対応を変えてくれることもあると思います。

選択肢を与えると子どもは選びやすい

回答:帆足暁子さん

日本には、「一度始めたら、最後までやることがいい」といった価値観があるのかもしれませんね。そのような考えは、一旦忘れましょう。その上で、「今日は休みたい」「しばらく休みたい」、あるいは「やめたい」「もう絶対行きたくない」など、子どもに選択肢を与えると、選びやすいのではないかと思います。

気持ちを大事にされていると思えることが大事

回答:帆足暁子さん

親が子どもの気持ちを一緒に整理していくと、その過程で、子どもは「自分の気持ちが大事にされている」と感じられると思います。子どもの気持ちに寄り添うのは難しいことですが、子どもが「寄り添ってもらえた」と思うことが大事です。 

子どもの発達に合わせて見守る

回答:帆足暁子さん

やりたいこと・やりたくないことが明確にわかる子どもも、少しずつわかる子どももいます。はじめはぼんやりしているけど、続けるうちに、何か楽しいと感じたり、だんだん嫌になったり、気持ちがはっきりしていくわけです。
子どもの発達はさまざまで、子どもの意思がはっきりしてくる時期が異なります。そのことを念頭におきながら、子どもを見守ってください。

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