子育て家族の防犯対策
声かけ、つきまとい、連れ去り。子どもを狙う犯罪が、ここ数年増加しています。日常の中にも、ヒヤッとする瞬間がたくさんあります。我が子を犯罪から守るために、子育て家族の防犯対策を専門家と一緒に考えます。
専門家: 国崎信江(危機管理アドバイザー)
今回のテーマについて
―― 子どもはどんな犯罪に巻き込まれていますか?
子どもを狙う犯罪で多いのは略取誘拐と性犯罪
国崎信江さん 子どもを狙う犯罪でいちばん多いのは、「略取誘拐」と「性犯罪」です。場所は、路上や住宅の場合もあります。![]()
丸山桂里奈さん(MC) どこに危険が潜んでいるかわかりませんね。
―― 「子どもを狙う悪い人」は、どんな人ですか?
見た目で「悪い人」は分からない
国崎信江さん 「略取」と「誘拐」には違いがあり、無理やり連れ去るのが「略取」、だまして連れ去るのが「誘拐」です。子どもは誘拐のほうが多いのです。「悪い人」は、「見た目があやしい」などの見た目ではわかりません。「一見やさしそうな人」「普通そうな人」の場合もあります。
どこかへ連れ去ろうという言葉に注意を
国崎信江さん 子どもに話しかける内容に、どこかへ連れ去ろうという言葉があったら、注意が必要です。例えば「最新のゲームを入手できたよ、一緒にやる?」「自分の腕時計がなくなっちゃった、一緒に探して」などです。実際になくなって困っていたとしても、「大人は子どもに助けを求めない」と覚えておいてください。
専門家からのメッセージ
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