子どもが危険な道を歩いていたら?

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2025/07/12

出典:すくすく子育て[放送日]2025/07/12[再放送]2025/07/17

自宅近くに、人も車もほとんど通らない道があります。木が茂っていて、明るい時間でも暗くなる道で、私は全く利用していません。
ところが最近、近所の人から「長女(小学5年生)がこの道を歩いていた」「ため池もあるし、暗い道だから、何か起きてからでは遅いから、伝えたほうがいいと思うよ」と教えてくれたのです。
長女に聞くと、「友だちの家への近道で7回ほど通った」とのこと。その後、親子で話し合い、長女が危ない道を通ることはなくなりました。でも、次女はまだ3歳8か月で、どのように伝えたらいいのかわかりません。何か必要な対策はあるでしょうか。今は、防犯ブザーやGPS機能が付いているものを持たせることを考えています。
(お子さん3人のママ)

なぜこの道を通ってはいけないのか理由をしっかり説明する

回答:国崎信江さん

近所の人が教えてくれて、本当によかったですね。子どもには、なぜこの道を通ってはいけないのか、理由をしっかり説明してください。まずは「誰も助けに来てくれない場所は歩かないほうがいい」と伝えましょう。

時間帯で危険度が変わる道もある。親子で一緒に歩いて確かめて

回答:国崎信江さん

これから年齢が上がり、習い事などで子どもが帰る時間が遅くなり、安全な道が時間帯によっては危険な道に変わることもあります。親子で一緒に、子どもが通る道をしっかりと歩いてみましょう。日中、夕方、夜間と、時間ごとに危険を把握して、「真っ暗になったら怖くなるね」「日中は車通りがあるけど、夜はないね」など、危険に気づかせてあげることも大事です。

防犯ブザー、GPS付きのグッズについて

防犯ブザー、GPS付きのグッズを持たせてもよいでしょう。

いざというときに使えるように、親子で練習しておきましょう。
いつも身につけられるよう複数用意するなど、持たせ方を考えることも大切です。


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