子どもがふだん歩く道 気をつけるべきポイントは?
子どもがふだん歩く道の、どんなところに気をつけたらいいのでしょうか。すくすくファミリーの親子と一緒に、国崎信江さんに確認してもらいました。
いつもの道
まずは、幼稚園からの帰り道。のどかな歩道の脇で、国崎さんが見つけたのは、「防犯カメラ作動中」「パトロール強化中」の表示です。
防犯カメラは、犯罪が起きそうな場所や、犯罪が起きては困る場所に設置されているもの。注意したいサインです。
そしてもう一つ、気になるものがありました。「禁酒・禁煙」の表示です。このような注意喚起する案内板は、過去にトラブルがあったサイン。実際に、案内板の側にタバコの吸い殻がありました。
ルールを守らない人がこの辺りにいるかもしれない、いたのかもしれないと注意するポイントになります。
駐車場
駐車場でも、気をつけたいポイントがあります。駐車場のベストポジションは、隣にスペースがあり、外灯があるところ。隣と車の距離が保てて、ライトがあって夜間も安心です。車の隣のスペースが少ないと、一瞬のすきに隣の車に子どもを連れ去られる危険があります。
乗車するときは、先に子どもを確実に車に乗せます。自分が先に乗ってしまうと、子どもが乗っているつもりでも、違う車に連れ込まれてしまうかもしれません。
連れ込まれやすいワンボックスカーやスライドドアの車が隣にあったら注意します。
通学路
今度は、小学校の通学路を歩いてみました。
道が交わる角に来たところで、国崎さんが指をさしたのはカーブミラー。カーブミラーは、車がきているかどうかだけでなく、人が隠れていないかも見ることができます。
角の向こう側に隠れた人は、こちら側からは見えません。人や車が来ていないか、カーブミラーを見て確認することを日頃から教えておきましょう。
さらに、通学路で覚えておきたいのは「子ども110番の家」。「子ども110番」のマークのある家は、子どもが身の危険を感じたときの一時的な避難場所です。身の危険を感じたときに、このプレートがある家に行くと保護してもらえます。
ふだん何気なく歩いている道にも、子どもを守るためのさまざまなサインがあるんです。
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