子どもの足の形が気になる…

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2025/05/17

出典:すくすく子育て[放送日]2025/05/17[再放送]2025/05/22

私は小学生のころから、学校指定の靴が合っていなかったせいか、外反母趾(がいはんぼし)に悩み、今でも靴選びに苦労しています。

今、気になるのは、長女(4歳)の足が内側に倒れているように見えることです。心配ですが、どうすればいいかわかりません。成長に影響はあるのでしょうか?
(お子さん4歳・1歳7か月のママ)

ほとんどの扁平足は正常範囲。心配しすぎず整形外科に受診を

回答:落合達宏さん

ママはお子さんの足をとてもよく見ていると感じました。私たちが専門的に診る場合、足の軸を基準に見ていきます。足のアーチがつぶれてしまい、かかとの骨が倒れてしまうことを、一般的には「外反扁平足(がいはんへんぺいそく)」と言います。写真のかかとの傾きを見ると、扁平足の疑いがあると思います。
ただ、子どもの扁平足は9割くらい正常範囲です。心配しすぎないで、まずは整形外科を受診してみてください。

治療は軟骨が固まる前、2~4歳ごろに始めるといい

回答:落合達宏さん

治療するのであれば、足に軟骨が多く、これから形が変わっていく時期に治療を始めるのがいいでしょう。2~4歳ごろに治療を始めると、すっきりよくなると思います。
丸山桂里奈さん(MC)

ママの外反母趾は、子どものときの靴が原因でしょうか?

靴も原因のひとつだが、骨格も大きく影響する

回答:落合達宏さん

靴が原因で外反母趾になるといわれていますが、原因のひとつではあるものの、半分ほどは本人の骨格の影響もあります。ある程度は足の骨格の形で、外反母趾になるか、重症になるかが決まってきます。
また、子どもの骨格は親から受け継がれることが多いので、親の足にトラブルがある場合は注意しましょう。子どもの足を見て、場合によっては受診が必要になることもあります。

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