赤ちゃんは、4か月くらいまでは、記憶する力がほとんど育っていません。

目の前のおもちゃを隠した場合、4か月くらいまでは、「ちょっと前まであった」ということも忘れてしまいます。
つまり、目の前にあるものは存在するけど、目の前からなくなったら存在していない、ということです。

6か月くらいになると、おもちゃを隠しても「今はないけど、さっきまであった」とわかりはじめます。記憶力が育ってきたということです。
この時期、赤ちゃんの遊びはぐんと広がります。
隠し遊びをやってみよう

まず、赤ちゃんの目の前におもちゃを置いてみます。

赤ちゃんがおもちゃに手を伸ばしたら、ハンカチなどで隠します。
どんな反応をするかみてみましょう。
おもちゃがあったことを覚えていたら、自分でハンカチを取ろうとします。
長く隠すと忘れてしまうことも。
また、記憶が育ち始める最初のころは、ハンカチで全く見えなくするよりも、手で隠すぐらいにしてみましょう。
見つけられたら、一緒に喜んであげてね。
当てっこ遊びをやってみよう
次は、当てっこ遊びです。おもちゃを1つ、コップを2つ用意します。

まず、コップを1つ置いて、もう片方のコップでおもちゃを隠します。

次に、両方のコップが見えないようにハンカチで隠します。

ハンカチを取ったら、どっちのコップを選ぶか見てみましょう。
赤ちゃんは、わずか1年で記憶する力をどんどん身につけていきます。発達にあわせた遊びを、一緒に楽しんでね。
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