豆先生の自然塾 ~生き物と触れ合おう編~(2)
幼児期の成長に大きな影響を与えるおすすめ自然遊びを、2回に渡って紹介します。大豆生田啓友さんプレゼンツ「豆先生の自然塾」、第1回は「生き物と触れ合おう編」です。
専門家・ゲスト: 大豆生田啓友(玉川大学 教授/乳幼児教育学) 高岸宏行(お笑いタレント/1児のパパ)
虫とりで育む非認知能力
今度はバッタを発見。バッタはちょっと早いから、ママが捕まえました。
子どもと同じ目線で
子どもの心はいろいろと動いています。子どもの目線の先、この子は何を見ているのかを考えます。
「それ、おもしろいね」「そんなことに気づいたんだ!」など、大人も同じ目線で一緒に心を動かし、楽しみながら、共感することが大事です。
捕まえられないことも大事
こちらではトンボを発見しました。
でも、子どもたちがとりあいますが、捕まえられません。
大豆生田啓友さん 虫を捕まえられないことも大事です。簡単に捕まえられたらおもしろくありません。「友だちは捕まえられたのに、自分は捕まえられない」「なんとしてもとりたい」という気持ちは、大きな意欲になります。自然は、虫とりは簡単にいかない、うまくいかないことを楽しむ。あきらめずに追いかけることが大事なのです。
自然塾ポイント
思い通りにならない体験は子どもが自分で考え行動し、失敗や困難を乗り越えようとする力、挑戦する力を身につけるチャンスです。
悔しさを乗り越える大発見
虫が捕まえられなくて悔しい思いをしたりょうくん。心に火がついたのか、森の中へと進みます。
子どもの洞察力
すると、たくさんの虫を発見! 木の穴からいっぱい出てきています。
よく見ると、密の穴のようです。蜜があるのは虫がいっぱいいるサイン。
子どもたちの見つける速さと洞察力に高岸さんも驚きます。
クワガタの木発見!
森の人の話では、この木に何かいそうです。
すると、子どもたちがクワガタを発見しました。
木の根元の間にいるようです。
子どもたちは、「寝てるんだよ」「捕まえないであげて」と話し合います。
豆先生は、「上にもクワガタがいるって聞いたよ、木を揺らして落とせないかな」と声をかけます。子どもだけで揺らすには固い木でしたが、高岸さんも協力しました。
揺らしてみると… クワガタがいっぱい落ちてきました。
子どもたちが捕まえたクワガタは全部で7匹。悔しい思いをしていたりょうくんも、4匹捕まえられました。
赤ちゃんと自然の関わり方
お子さんが約8か月の赤ちゃんの高岸さん。何歳から子どもに虫に触れさせたり、見せたりしていいのか、豆先生に尋ねました。
大豆生田啓友さん 赤ちゃんは虫に触れさせなくてもいいのですが、ベビーカーでもいいので自然の中に連れてきてみましょう。 そして、子どもが何で心が動いているか、少し引いて見てみてください。もしかして「鳥の声を聞いている?」「葉っぱが落ちてくるのを、じっと見てた?」といったことがたくさんあります。 いろんなことができないように見える赤ちゃんも、有能な学び手であることが、発達研究でわかっています。子どもは自分で学ぶので、まずは自然の環境に出会えること自体が大事です。経験しないと、この心地よさは感じられません。![]()
自然塾ポイント
乳幼児期は自然の光・風・音などを感じ、心が動く体験をすることで感受性が育まれます。自然の中では視覚だけでなく聴覚、嗅覚、触覚といった感覚もフルに使われます。五感を刺激することで豊かな感受性、発達を促します。
- 豆先生の自然塾 ~生き物と触れ合おう編~(1)
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