今回は子どものしつけについて。
「お片づけをしない」「食事のとき、行儀が悪い」「注意すると反発する」
そんなとき、つい叱ってしまうけど、このしつけのしかたでいいの?
何歳からしつけるべき? しつけってどうすればいいのでしょうか?

専門家:
汐見稔幸(東京大学 名誉教授/教育学)
福丸由佳(白梅学園大学 教授/臨床心理学)
上の子と下の子のしつけの基準にぐらつきがあります。
しつけのしかたがわからない! どんなしかたでしつければいいの?
きつい口調や厳しすぎるしつけ、人格形成に影響しますか?
言葉が通じない子どもへのしつけ、どうすればいいの?
「親子のいい関係づくり」が大事。きつく言い過ぎたと思ったらあとで謝る。
福丸由佳さん
子どもについきつく言ってしまったり、否定的なことを言ってしまうこともあると思います。そこで、「あ、いけなかったな」と思ったら、あとで謝ることもできます。
「さっき、きつく言い過ぎちゃってごめんね」などと伝えると、子どもも「うん、いいよ」と返してくれたり、謝ってもらうことで少し気が済んだりします。「謝りなさい」と教えるよりも、悪いと思ったらあとで謝るというモデルを大人が示すことにもつながります。
しつけがきつすぎると、自分で考えられない人間になってしまう。バランスが大事。
汐見稔幸さん
しつけは、着物を縫うときのしつけ糸と同じで、あくまでも仮縫いです。本縫いというのは「思春期」です。しつけ糸は、本縫いが始まったら抜くわけですから、あまり厳しくしつけていくと、しつけ糸が抜けなくなってしまいますよね。つまり、「自分で考えられない人間」になってしまう。その辺りのバランスが大事だと僕は思います。