離乳食の支援ガイド 改定のポイント

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2019/08/31

出典:すくすく子育て[放送日]2019/08/31[再放送]2019/09/07

赤ちゃんの授乳や離乳食について、国の指針があることをご存じですか?
それが、「授乳・離乳の支援ガイド」。子育ての支援をする人たちのために、基本的な知識をまとめたものです。社会環境の変化や新たな研究成果を受けて、2019年、12年ぶりに改定されました。改定に携わった清水俊明さん(順天堂大学 医学部 教授/小児科)にお話をうかがいました。

まず、アレルギーについて。「離乳食の開始を遅らせてもアレルギーの予防効果に影響はない」ということがわかり、アレルギーの原因になりやすい食べ物について適切な時期から与え始めることなどが盛り込まれました。
また、災害に備えた家庭での備蓄や、避難所での支援について書き加えられました。最近販売が始まった乳児用液体ミルクについての記述もあります。

そして、離乳食作りに疲れる親たちが楽になるアドバイスも記載されています。
不安やトラブルが強すぎて落ち込んだりすることもありますから、そのようなときは、ベビーフードなどを有効利用するのもひとつの手だと思います。いま一番問題になっているのは産後うつです。その原因が授乳や離乳だということもあります。その防止という意味でも、このガイドが有効利用されればいいと思います。
(清水俊明さん)

離乳食を始めて2か月です。あまり食べてくれないのはなぜ?

料理が苦手でレパートリーも少ない。バリエーションを増やしたいけど⋯⋯。

手づかみ食べでご飯を投げてしまいます。どこまで好きにさせていいの?

子どもの味覚は何歳ぐらいまでに決まりますか?

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