低年齢の子どもも楽しめる!自由な発想力を育む「菓子育ワーク」 PR

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おやつタイムが楽しくなる菓子育絵本「メルとマールのピクニック」を使って、お菓子のある楽しい時間や、家族やお友だちなど大切な人と心を通わせるコミュニケーションの楽しさを体感する「菓子育ワーク」。

こちらの記事では、4歳児クラスのお子さまを対象に実施した「菓子育ワーク」の様子をご紹介しましたが、1〜2歳のお子さまでも、ちょっとアレンジを加えるだけで楽しむことができます。

今回は、ニチイキッズ(株式会社ニチイ学館)が運営する保育園「Sun Marina Kids」の0歳児〜2歳児クラスで実施された「菓子育ワーク」の様子をご紹介していきたいと思います。

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菓子育ワークの流れ

パート1. 読み聞かせ:「メルとマールのピクニック」を先生が読みます。

パート2. 劇あそび:森の仲間たちにビスケットをプレゼントします。

パート3. おやつタイム:子どもたちが、絵本に登場するキャラクターになって、メルとマールからビスケットもらいます。お菓子の色や香り、口に入れた時の音などを、五感を使って楽しみます。

パート1:絵本の読み聞かせ

絵本「メルとマールのピクニック」は4歳ごろからのお子さまにおすすめの絵本ですが、読み方を少し工夫すると、2歳児でも十分楽しむことができます。年少さんたちが楽しむための読み聞かせのコツを、ワークを担当した植松先生に教えてもらいました。

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声の強弱や読むスピードを使い分けてみよう
わざとゆっくり読んだり、ヒソヒソ声でささやくように読んだり、変化をつけると、子どもは絵本に引き込まれていきます。

ページのめくり方を一工夫してみよう
先生がページをめくる時に、「次は何が出てくるかな〜?」と、ちらっとのぞいてみる仕草をすると、子どもたちはクイズのようにワクワクして次のページを当てっこ。何度も読んだことがある絵本でも、新鮮な気持ちで楽しめます。

自由な発想でストーリーをアレンジしてみよう
小さなお子さまの場合は、全て文字どおりに読まなくてもOK。お子さまの理解度や興味の方向性などを見ながら、お話をシンプルにしたり、セリフを変えたりしてみてください。

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植松先生の読み聞かせに、すっかり引き込まれている子どもたち

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「おばけさんが出てくるぞぉ〜」

パート2:パネルシアター遊び

パネルシアターの背景には、ビスケットがペタッとくっつくようになっています。これを使って、子どもたちが、絵本に出てくる森の仲間たちに「はい、どうぞ」とビスケットをプレゼントします。

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まずは、先生がお手本を見せます。「先生は、カワウソさんにあげようかな?」

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「ぼくは、おばけさんにあげる。はい、どうぞ!」

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0歳児クラスのお子さまもペタッとくっつく不思議なビスケットに興味津々!

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2歳児クラスになると、「ビスケットをもらっていない動物さんはいないかな?」と考えながらプレゼントができるようになります。

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森の仲間たちはビスケットをもらってハッピーな気持ちになりました!

パート3:おやつタイム

森の仲間がおなかいっぱいでハッピーになったら、今度は、子どもたちが絵本のキャラクターになりきって、メルとマール役の先生から本物のビスケットをうけとります。

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「みんながビスケットもらうまで待っててね!」
「早く食べたいよぅ」

2歳児には、食べる前に「どんな香りがする?」「口に入れたらどんな音がするか聞いてみて」など、五感を使ってみるよう声をかけます。

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「ミルクの匂いがする!」

パクッとかじるたびに、形が変わっていくビスケット。「何のかたちにみえるかな?」とお話ししながら食べすすめます。

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「何のかたちにみえる?」

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「おふね!」

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もうちょっと食べてみよう。今度はどんなかたちになるかな?

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「お月さまになった!」

ビスケットを食べ終わるまでの短い間に、「ねこさん!」「かいだん!」「パンツ?笑」と、お友だち同士で見せ合いっこをしながら次々に声があがります。
自然に笑顔の輪が広がる楽しい菓子育ワークとなりました。

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大人が、子どもの発言を認め共感してあげることで、子どもの自由な発想力はぐんぐんと育っていきます。おうちでのおやつタイムでも、「わぁ、ほんとだね〜」と、子どもらしい感性に寄り添ってみてくださいね。また、ときにはママも童心に返って一緒に五感をはたらかせてみても楽しいかもしれません。

絵本紹介:おやつタイムに楽しく学べる菓子育絵本「メルとマールのピクニック」

〜あらすじ〜
仲良しのメルとマールは、ある日、ビスケットを持って森へお散歩に出かけます。お菓子を持っていたことで、その森の住人たちとの出会いが、思いがけない心のふれあいを生むことになります。

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◆取材協力◆
ニチイキッズ(株式会社 ニチイ学館)

ニチイキッズのテーマは「おもいっきり遊ぶ。おもいっきり学ぶ。」です。食育も含め、多彩なカリキュラムの中で、心と身体の成長を促し、創造力や自己表現力を引き出し、視野を広げ、子どもたちの「やさしく、つよく生き抜く力」を育みます。公式HP▶︎

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