好き嫌いはなぜあるの?

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2012/10/13

出典:すくすく子育て[放送日]2012/10/13

長男は2歳3か月。離乳食のころは何でも食べたのに、イヤイヤ期が始まったら肉も野菜も食べなくなり、今はほとんど炭水化物だけ。これから離乳食が始まる弟は好き嫌いのない子にしたいのですが、そもそもなぜ好き嫌いをするようになるのかわかれば対策も立てられるので、好き嫌いの理由を教えてください。

味覚の発達と、初めて食べる時期の歯やあごの発達がポイント

回答:太田百合子さん

味覚には、甘味、塩味、旨味、苦味、酸味、辛味の6種類があります。甘味、塩味、旨味は、体をつくるために必要な栄養となる食物に多く含まれる味で、これらを好きになるのは理にかなっています。
しかし、苦味、酸味、辛味には、腐敗や毒のように体にとって害になるものにもつながる味なので、人間にとって本能的に受け入れにくいものです。

好き嫌いの理由としては、この「味」のほかに、「におい」と「食感」という3つがあげられますが、小さな子どもの場合は特に食感が大きく影響します。
これは歯の発達と関係していて、奥歯がきちんと生えないうちに食べにくい固さ・形状のものを口にすると、その印象だけが強く残ってしまい嫌いになることがあります。逆に、やわらかく食べやすくしてあげるだけで段々好きになっていくこともあります。

ただ、好き嫌いは子どもの自己主張の表れですから、子どもの成長という意味では「主張できるようになったこと」自体は、喜ばしいことでもあります。
いろいろな味と食感を試して経験を広げることが大切なので、食卓ではなるべく多くの食べ物に接することができるようにしてあげましょう。

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