子どもが慎重すぎて心配…
3歳前後の男の子は活発でよく動いて大変と聞きましたが、息子はそういうことが少ないです。言うことはきちんと聞き、動くときは慎重でゆっくり派、ケガもほとんどしません。それがかえって不安です。私自身、少し神経質で不安が強いタイプで、そういう関わりをしてしまうので、息子のストレスになっていないか気になっています。
子どもの特性をどう捉えるかは親の受け止め方次第
回答:星山麻木さん 親は心配かもしれませんが、まわりから見れば聡明でとても落ち着いている、すてきなお子さんですよ。子どもの特性をどう捉えるかは親の受け止め方次第かもしれません。静かな研究者タイプで、慎重に行動するのもその子らしさです。あまり心配しないで、その子らしく遊べていたら大丈夫だと思います。
―― 親の関わり方が負担になっているでしょうか?
育て方や本人の努力で特性が変わることはない
回答:星山麻木さん 特性は、基本的に育て方や本人の努力で変わるわけではありません。慎重なタイプの子どもであれば、活発にしようと頑張るより、「これはよさだ」と考えて、理解しつつお互いのよさを生かし合ったほうがいいと思います。
―― 慎重なタイプの子どもを活発にしようとすると、ストレスがかかりますか?
よいところや強みから温め伸ばすことが大事
回答:星山麻木さん そうですね。よいところや強みから温め伸ばすことが重要です。一方で、親自身が心配で不安になるなら、少し違うタイプの子どもやママ友・パパ友と関わってみましょう。よそから見たら、意外と違う色が見えてくることもあると思います。
PR