子どもとの時間、どう過ごしてる?

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2024/01/20

出典:すくすく子育て[放送日]2024/01/20[再放送]2024/01/25

ここで、すくすくファミリーのみなさんが、子どもとの時間をどう過ごしているのか教えてもらいました。

働きながら子育てをしています。子どもとの時間で意識しているのは、子どもが何かを質問してくれば、それに答えた上で、何かプラスの質問をすることです。例えば、娘から「なんで目は2つあるの?」と聞かれたら、「お父さんとお母さんも2つだね。なんで2つあるんだろうね」と答えたあと、「じゃあ、〇〇ちゃんと、お父さんと、お母さん、全部で何個あるかな?」と質問を返します。
(お子さん6歳・4歳のママ)
仕事でなかなか時間がとれない中、週に1回、保育園から帰るときに「どこを通りますか?」と声かけしています。子どもたちの「やりたい」リクエストに応えながら帰宅するのです。例えば、「スーパーに行きたい」と言えば、立ち寄って帰ります。自分の行きたいところに行けると楽しそうで、家に帰ってからのごはん、お風呂、寝かしつけなどがバタバタしますが、私の言うことを聞いてくれる気がします。自分はやりたいことをやったという満足感があるようです。
(お子さん4歳・2歳のママ)


―― 遠藤さん、中室さん、みなさんの過ごし方はいかがですか?

親が子どもと共に考えることで、どんどん深めていく関わり方がよい

遠藤利彦さん

とてもいい関わり方をされていると思います。親が子どもと共に考えて、どんどん深めていく関わり方がいいといわれています。子どもの質問に答えるだけでなく、一緒に考えて、そのやりとりが続いていくこと自体が、子どもが頭を使うことにつながります。その段階で、何かができるようになるような結果が重要ではなく、頭を使うという経験そのものが大切なのです。頭は使えば使うほど、地頭が鍛えられていきます。

幼少期の考える力は、学校の先取りをすることでは育たない

中室牧子さん

遠藤さんの話にあるように、「一緒に考える」が1つの重要なキーワードだと思います。経済学の分野では、子どもの学力やIQテストで測るような認知能力を大事にしていますが、多くの人は認知能力を偏差値や点数で想像するかもしれません。それは間違いではありませんが、もう少し広い意味で「考える力」なのです。
ここで気をつけたいのは、幼少期に早くから九九の計算や漢字を覚えるようなことをしたほうがいいわけではないことです。最近、アメリカのテネシー州やカリフォルニア州で行われた研究では、小学校の先取りをするような学習を幼少期にやらせると、かえってよくないことが示されました。
日本の幼児教育の特徴は、“遊び込む”ことで主体的な学びを育てることです。私は、海外のさまざまな研究と照らし合わせると、とても理にかなった考え方だと思います。遊びの中で、学びをつくりだすのです。

忙しい時間の中、子どもとの時間をどうやって過ごすのがいい?

忙しいときに、上の子に子守を頼んでもいいの?

子どもが一日中親と一緒にいて、一人で遊べない

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