子どもの足と靴(1)赤ちゃんの足の特徴

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2024/05/20

出典:まいにちスクスク[放送日]2024/05/16[再放送]2024/05/20

赤ちゃんの足、小さくてかわいいですね。発育途中の子どもの靴の選び方・履き方はとても大切です。子育て家族に靴選びと履き方を教えている吉村眞由美さんに話を聞きました。
今回は、子どもの足の特徴とサイズについてです。

講師:
吉村眞由美(早稲田大学 招聘研究員)

赤ちゃんの足

小さい子どもの足は大人のミニチュアではありません。足の特徴にあった靴を履かせましょう。

子どもの足は、まだ土踏まずができておらず、つま先の横幅が広く、扇のように広がっています。

生まれたばかりの赤ちゃんの足のX線写真です。軟骨の部分が多いため、骨がはっきりと写りません。大人とほぼ同じように骨が写るようになるのは6歳ごろです。

まだ関節がゆるく、足全体が軟らかいため、合っていない靴でも履けてしまいます。一方で、外からの衝撃に弱く、簡単に変形してしまうため注意が必要です。

足に合わない靴を履くと、どんな影響がある?

大きすぎる靴を履くと、靴の中で足が動いてしまったり、靴が脱げてしまったりします。足が不安定になるので、つまずいたり転んだりすることの原因になります。素早い動作がしにくくなるので、運動がしにくくて運動嫌いになったり、足が動かしづらいので、余計に足が疲れてしまったりします。おでかけや遊んでいるとき、早いうちに「疲れた」となってしまうこともあるでしょう。

成長してすぐに履けなくなると考えて、大きめのサイズを買ってしまいがちですが、大きすぎる靴を履くことは、「正しい足の感覚の育ち」にも影響があります。

大きい靴・ゆるい靴をずっと履いていると、足の感覚が磨かれないので、ゆるい靴が楽な靴だと思って、ゆるい靴を好きになってしまうことがあります。その結果、本来なら合っているサイズの靴を履いても「きつい」と感じてしまうこともあります。

ですが、「ゆるい靴が楽だからよい」感覚が当たり前になったり、小さいサイズでもきついことに気づかなかったりして、合っていない靴をはき続けることは、外反母趾(がいはんぼし)や内反小趾(ないはんしょうし)、スポーツ障害など、将来の足や体のトラブルの原因になることもあります。

足に合う 発達によい 靴って?

ポイントは土踏まずのアーチです。偏平足からアーチの発達を促すには、足の指を使って歩くことが重要です。健康な発達のためには、靴の中で足の指が自由に動かせて、靴の中で足が滑らず、元気に走ったり歩いたりできることが大事です。

大きすぎる靴も、小さすぎる靴も、発達に好ましくありません。適切なサイズを履かせることを心がけましょう。

靴のサイズの選び方

靴選びのために足のサイズを確認するときは、靴下をしっかり履いたままで測ります。

かかとの中心から、直線をのばし、つま先のいちばん長いところまで測ります。

メジャーで測ってもいいのですが、足を測る道具を使ってもいいですね。

でも、動く子どもの足を正しく測るのは大変です。そんなときは、靴の中敷きでもチェックできます。

中敷きに足をのせ、「かかと」の位置を合わせると、幅と長さが靴に合っているかわかります。

指が自由に動くには、ぴったりでも、大きすぎでもなく、つま先にほどよいゆとりがあるものがジャストサイズです。

つま先のゆとりは、0歳だと6mm、1~3歳は7mm、4歳以上は9mmが目安です。
一般的に、0~1歳代の子の足は、3か月でおよそ5mm大きくなります。サイズをこまめにチェックして、つま先の余裕が3mm以下になったら、5mm大きいサイズの靴にしましょう。

子どもが落ち着いて立てるようになったら、立って左右の足に均等に体重を乗せた状態で測るほうが正しい結果が出ます。

同じサイズ表記でも、靴によって大きさが違うことがあるので、試し履きして選びましょう。


まいにちスクスク「子どもの足と靴」の番組記事

まいにちスクスク
 
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