特集番組「アイラブみー」29日(火)30日(水)Eテレで放送!

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「じぶんを大切にする」ってどういうこと?5歳のこどもが学んでいく冒険アニメーション。声の出演は、満島ひかりさん。ひとりで約30の登場人物を演じ分けました!

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主人公は5歳の“みー”。「なんでパンツを履いているんだろう?」「あの子は、『くすぐられるのがイヤ』って言うけど、どうしてなんだろう?」…お散歩の途中に、こころやからだ、いのちのふとした疑問をきっかけにどんどんみーの空想や思考実験が繰り広げられ…!?アニメーションで描く、こどものための、じぶん探求ファンタジー番組。
“みー”を含め、パパ、虫好きの“ムッシー”、ゲジゲジ園飼育係、クロコなど…アニメーションに登場するすべてのキャラクター約30役を、満島ひかりが一人で演じ分ける。
NHK「シャキーン!」「おかあさんといっしょ」など、こどもが親しみやすい楽曲づくりでも定評のあるハンバート ハンバートがオープニング曲を書き下ろし。また、満島演じる“みー”と、ハンバート ハンバートが「みーとハンバート ハンバート」として初共演!オリジナル楽曲「やってみようソング」「それでいいソング」を番組内で披露する。

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<放送内容>

■第1話「なんでパンツをはいているんだろう?」
トイレで服を脱ぐのに手間取り、おもらしをしてしまった“みー”。 街ゆく人にインタビューしたり、「あれこれパンツコレクション」を妄想したりしながら、パンツを履く理由を探っていく。
■第2話「くすぐられるのがイヤ!?」
くすぐったら笑い出す赤ちゃんを見てうれしい“みー”。しかし、友達の“ひー”をくすぐると、“ひー”は、急に怒り出す…。
■第3話「“ゲジゲジが好き”ってヘン!?」
「宝物発表会」でゲジゲジを披露した“みー”。けれど、集まったお客さんは逃げて行ってしまい、仲良しのワン丸にもゲジゲジの良さを分かってもらえない。そして “みー”はゲジゲジしかいない世界を妄想し…。

【声の出演】満島ひかり 【音楽】ハンバート ハンバート 【キャラクターデザイン】obak 
【脚本】竹村武司「光秀/土方のスマホ」「山田孝之の東京都北区赤羽」など
【監修】遠藤利彦(東京大学大学院 教授/発達心理学)北山ひと美(和光小学校和光幼稚園 校園長/性教育)酒井厚(東京都立大学 准教授/発達心理学)汐見稔幸(東京大学 名誉教授/教育学・教育人間学・育児学)田中俊之(大正大学 准教授/ジェンダー論・男性学)細田直哉(聖隷クリストファー大学 准教授/生態心理学)※50音順
「アイラブみー」放送に寄せて(プロデューサー NHKエデュケーショナル 藤江千紘)
“みー”をはじめ、すべての登場人物の声は満島ひかりさん。収録時には、キャラクターのイラストと脚本をもとに、制作スタッフと“セッション”をするように意見を出し合い、探りながら、キャラクターを一人ずつつくってくださいました。アドリブも盛りだくさんです。満島さんの自由でのびのびとした演技をぜひお楽しみに。元気で優しく、ときたまオトナっぽい発言をする“みー”と仲間たちが対話をしながら、自分のことやまわりの人々、世界のことを少しずつわかろうとしていく物語です。専門家の先生方の監修のもと、脚本家の竹村武司さんがおとなもこどもも楽しめるように執筆してくださいました。ご家庭での会話のきっかけにしていただけたら嬉しいです。

「アイラブみー」放送に寄せて(番組監修 東京大学名誉教授 汐見稔幸)
教育は、自分が生きているこの世界を知り、自分を活かしてくれている他者を知り、そしてそこで生きている自分を知るために行われる営みです。しかし、実際には「自分を知る」ための教育は日本では弱いですね。でも本当はこれが一番大事。自分を知るためには、自分のからだを知り、自分のこころを知ることが大切です。そうすれば「自分を大切にする」ということの意味もわかるはずです。これからの時代、価値観が多様化し、グローバリゼーションが進む中で、道しるべとなる「確かなもの」がよくわからなくなります。だからこそ一層自分を知り、流されない生き方を探ることが必要になるのです。その追求は幼児期からはじめるべきでしょう。21世紀を担っていくこどもたちに、「自分を大切にする」という本当の意味を探るため、このアニメーションを役立てていただけたら幸いです。

特集番組「アイラブみー」
放送<Eテレ>
第1話:29日(火)午前9:30~9:40、
第2話:29日(火)午前10:00~10:10、
第3話:30日(水)午前9:30~9:40
★放送後1週間、NHKプラスで見逃し配信予定

※放送は、時間の変更や休止になることがあります。
※番組に関する質問には、「すくコム」でお答えすることは出来ませんのでご了承ください。
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