応急手当(4)119番通報と相談先

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2021/10/28

出典:まいにちスクスク[放送日]2021/10/28[再放送]2021/11/04

誤飲、やけど、ケガ。子どもに、もしものことがあったとき、どうすればいいのでしょうか? 飯村知広さんに、いざというときの対応と応急手について教えてもらいました。
今回は、119番通報のかけ方と、困ったときの相談先です。

講師:
飯村知広(チャイルド・ライフェス横浜 小児救急看護認定看護師)
保護者が応急手当の方法を知っておくことで、もしものときもしっかり対処できるようになります。

救急車を呼ぶ目安

救急車を呼ぶべきか迷うとき、まず目安になるのは「ママ・パパの感じ方」です。ケガのきっかけが重大なとき、重症な感じを受けるとき、病気やケガの程度が定かではないとき、そして、わからないとき・迷うときも救急車を呼んでください。

子どもが、ぐったりしている、視線が合わない、顔色が悪い、唇が紫色、呼吸が苦しそう、といった症状がみられるときは、すぐに救急車を呼びましょう。
また、特に3か月未満の赤ちゃんの様子がおかしいときも、救急車を呼んでください。

症状やケガによって判断基準はありますが、自分で治療の判断をするのは難しいこともあります。何かおかしい、重大な気がする、これはまずそうだと感じたら、救急車を呼んでも構いません。大切なのは、いつも一緒にいるママやパパの感覚です。

119番通報 救急車の呼び方

119番に電話をかけると、消防の指令センターにつながります。
まず、「火事ですか?救急車ですか?」と聞かれるので、「救急です」と答えます。

救急車が向かう住所を聞かれたら、住所や目印になるものを伝えます。目標になりやすい建物や目印を、ふだんから考えておきましょう。

だれが、いつから、どうしたか、どんな症状なのかを説明します。

名前と連絡先を聞かれたら、通報している人の名前と、携帯電話などの番号を伝えます。

慌てていると、電話番号や子どもの大切な情報などが、なかなか出てこないこともあります。子どもの病歴や飲んでいる薬の情報を、ふだんから目につく位置に置いておくとよいでしょう。

救急車が向かう間、電話で応急手当を指示されることもあります。スマートフォンなどのハンズフリーモードを使用すると、指示を受けながら、応急手当をすることができます。

救急車を待つ間、余裕があれば、健康保険証、母子手帳、乳幼児医療証、おくすり手帳を用意しておきましょう。

直接病院に行く場合は問合せを

例えば、救急病院の近くに住んでいて、救急車を呼ばずに直接行くことを考える場合もあると思います。
でも、基本的には救急車を呼びましょう。直接行く場合は、電話などで問合せをしてください。担当する診療科の医師がすぐに対応できない場合もあります。

また、診療先が小児科とは限りません。頭をぶつけた場合は脳神経外科、やけどは形成外科や皮膚科などの場合があります。病院によっては診療できないことがあるので、連絡をせずに行くのはやめましょう。

迷ったときの相談先

救急車を呼ぶか、病院に行くか迷ったときに、助けになる手段がいくつかあります。

子ども医療電話相談 #8000
乳幼児の症状に詳しい看護師などが電話で対応します。夜間や休日、受診するべきか迷ったときに相談できます。
※受付時間などは、都道府県により異なります

小児科学会「こどもの救急オンライン」消防庁「全国版救急受診アプリ Q助」
パソコンやスマートフォンで、緊急度に応じて必要な対応が表示されます。迷ったときは活用してみましょう。


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