おじいちゃんおばあちゃんが出てくる絵本【親子で楽しむ絵本 2017年9月号】

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2017/09/02

おばあちゃんと子ども

みなさんのお子さんにとって、おじいちゃんおばあちゃんはどんな存在ですか? うちの娘はおばあちゃんのことを「花と虫のハカセ」だと思い込んでいて、ちょっぴり尊敬しているようです。敬老の日も控えている今月、絵本の中のおじいちゃんおばあちゃんにクローズアップしてみたいと思います。


おばあちゃんって、やっぱりすごい!

おばあちゃんと バスにのって

作:マット・デ・ラ・ペーニャ
絵:クリスチャン・ロビンソン
訳:石津ちひろ
出版社:鈴木出版

教会の帰り道、ジェイはおばあちゃんとバスに乗っていつもの場所へ向かいます。「あめなんて やだな!」とか、目のふじゆうな人に「みえないって、たいへんだろうな」といったジェイの発言の一つひとつに、お見事と拍手を送りたくなるほどすてきな言葉で返すおばあちゃん。人生のいろんな場面を生きてきたおばあちゃんだから言える言葉なのだと思わされます。緑のイヤリングがおしゃれなおばあちゃん、そして街で出会う多様な人々にもご注目ください。


おじいちゃんが教えてくれたこと

だいじょうぶ だいじょうぶ

作・絵:いとうひろし
出版社:講談社

「ぼく」の言葉で語られるこの作品。まだ小さかったころ、毎日のように出かけたおじいちゃんとのさんぽ。困ったことやこわいことに出会ったときに、おじいちゃんがおまじないのようにつぶやく「だいじょうぶ だいじょうぶ」という言葉が胸にしみます。最後には、おじいちゃんのやさしさがちゃんと「ぼく」に伝わっていたのだとわかる一コマも。涙なしでは読めないおじいちゃん絵本です。


2人のおじいさんの運命は?

こぶじいさま

作:松井直
絵:赤羽末吉
出版社:福音館書店

続いてご紹介する絵本の中のおじいちゃんは、誰もが知っている昔話の登場人物。こぶのあるおじいさんが2人出てきます。おにといっしょに楽しく陽気に歌い踊ったおじいさん、計算ずくでおにたちの踊りに参加したおじいさん。さて、それぞれのおじいさんの運命は…? ひょうひょうとした雰囲気が漂う絵、おにの歌をはじめとする楽しい言葉のリズムに、お子さんが笑い出すこと間違いなしです。


おばあちゃんも昔は子どもだった

おばあちゃんがこどもだったころ

作・絵:菅沼孝浩
出版社:岩崎書店

いつだったか娘に「ばあばが小さいころは…」と母の子ども時代の話をしたとき、びっくりした顔をされたことが印象に残っています。おばあちゃんが子どもだったなんて、想像もつかなかったのでしょうね。最後にご紹介するこちらは、タイトルの通り、おばあちゃんが子どもだった頃のことを描いた作品です。淡々と語られる昔の記憶に添えられた美しい絵は、まるでアルバム写真を見ているよう。ぜひおばあちゃんと一緒にめくってみてくださいね。


いかがでしたか? 最後に紹介した『おばあちゃんがこどもだったころ』は、フラフープや駄菓子など、今でも子どもが夢中なものもたくさん出てきて、娘に読んであげると「わたしとおんなじ」と嬉しそうでした。ぜひ読んでみてくださいね。


この本を選んだ人

 
よこやま地域文庫で活動する絵本好きな母のもとに育ち、サラ・ミッダの絵本『おとなになること』にあこがれて美大へ進学。イラストレーター&ライターをしながら、自身の出産後は日々子どもとの絵本読み、絵本作りを楽しんでいる。

たくさんの絵本に親しんだ経験から、心に響く作品をセレクトして紹介します!


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