どうして「イヤ!」と言うようになるの?

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2021/04/10

出典:すくすく子育て[放送日]2021/04/10[再放送]2021/04/17

3歳の息子はイヤイヤ期真っ最中です。何を言っても「イヤ」と返事をするので困っています。例えば、「そろそろおしっこ?トレイに行こうよ」と言っても聞いてくれません。「できたらかっこいいよ」「ズボンがぬれるよ」と誘い方を変えたり、アラームをセットして「ピピって鳴ったら行こうか」など、いろいろと工夫していますが効果がありません。
いちばん困るのは食事のとき。すぐに遊びだして、柵を開けてキッチンにも行くので、「危ないよ!」と言い聞かせようとしますが泣いて反抗します。いままで言うことを聞いてくれたのに、どうして嫌がるようになったのでしょうか?
(3歳 男の子のママ)

イヤイヤ期は自分宣言の時期

回答:柴田愛子さん

イヤイヤ期は、自分宣言の時期でもあると思います。「僕をコントロールしようとしないで! 僕は僕です」のように、自分を尊重してほしいと思うようになるのです。

あえて聞かないか、選択肢を与える

回答:柴田愛子さん

例えば、子どもをトイレに行かせたいとき、「おしっこ出る?」と聞かなくてもいいと思います。聞いても「出ない」と言われますよね。子どもがトイレに行きたくなったら、足をもじもじ動かすなど、その子なりのサインがみられます。そのタイミングで「行くよ!」と言って、出るかどうかを聞かずに連れて行くのもひとつの方法です。
そのほか、「ママと行きますか? ひとりで行きますか?」のように選択肢を与えるのもいいですね。自分が尊重された気持ちになって、どちらかを選んでくれると思います。

自尊心や自己肯定感が育つ時期

回答:川田学さん



人間の子どもは、おなかの中にいる胎児のときから好奇心が旺盛で、周囲の環境に興味津々です。でも、産まれてからしばらくは、自分で歩いたり、ものを触るなど、自分で確かめる行動ができません。



1歳半から2歳ごろになると、自分の思うように体を動かせるようになり、歩いたり、はねたりするのがうれしくてしかたがありません。自分の探索欲求を満たすことができるようになるこの時期は、自尊心や自己肯定感が育つ、とても大切な時期でもあるのです。
「自分でできる」と実感できると、自分に自信を持てる気持ちが育ちます。そのために親子の衝突が起こるのではないかと思います。
ブロック遊びをしているようなときは、話しかけても知らんふりをされて会話ができません。どうコミュニケーションをとればいいのでしょう?

遊びに集中しているときは言葉が出ない

回答:川田学さん 

3歳ぐらいだと、まだ大人が思うほど思考と言葉が結びついていません。口が達者に見えるかもしれませんが、いろいろと考えながら話せるわけではないのです。
ブロックで遊んでいるときは、ブロックのことを考えています。そこに声をかけられても、ブロック遊びの思考が壊れてしまうので返事をしないのです。無視ではなく、集中しているために言葉が出ないわけです。難しいかもしれませんが、子どもが何かに取り組んで言葉が耳に入らないようなときこそ、できるだけ思考が続くようにしてあげると、充実した時間を過ごせるのではないかと思います。

今は言葉に頼り過ぎない

回答:柴田愛子さん

一般的に、気持ちと言葉が接続しはじめるのは4歳以降といわれています。でも、大人は子どもが言葉を話すようになると、言葉に頼ったコミュニケーションをとりがちです。言葉以前のコミュニケーションにも目を向けてみましょう。例えば、子どもがあいさつの代わりにグーパンチすることもありますよね。今は、会話だけで成立しなくても当然だと考えてください。

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