「ひとりになれる時間がほしい」と思うのは自分勝手?

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2015/09/19

出典:すくすく子育て[放送日]2015/09/19[再放送]2015/09/25

少し前までは、娘の人見知りが激しかったこともあり、育児が忙しく、「寝たい」「体を休めたい」というような生理的欲求が強くありました。
子どもが成長し、育児が少し楽になってきた今は、「子どもから離れて、ひとりになりたい」と思うようになりました。
しかし、母親が子どもと一緒にいるのは当たり前だと思います。
「ひとりになりたい」と思うのは、自分勝手で、ぜいたくなのでしょうか?
(1歳10か月の子を持つママより)

「ひとりになりたい」と思うのは、最低限必要な欲求

大日向 雅美さん回答:大日向 雅美さん

女性は「女性」「母親」「妻」「社会人」というさまざまな面を持っています。このようなマルチの人間としての自分を大事にすることは必要なことです。「ひとりになりたい」という思いは、これら4つの面を大切にするためにも、最低限必要な欲求です。けっして自分勝手でも、わがままでもありません。

育児は母親の仕事という考えが強くありますが、それは古い考えです。時代は変わっています。
子どもは母親1人だけでは育ちません。子どもを愛するためにこそ、みんなで力を合わせて育児をすることが大切です。
パパも育児に協力することで、「子どもの成長の実感」や「子どものかわいらしさ」のような、「育児の喜び」を得ることができます。
「育児の喜び」という素晴らしい体験をパパに知ってもらう機会を作るためにも、社会全体にみんなで育児をすることの大切さを訴えていくことも必要だと思います。

■育児は「女性の仕事」という考えが広まった理由
昭和初期ごろまでは、女性は育児に専念していませんでした。つまり、専業主婦はほとんどいませんでした。当時は、農業、漁業が主な産業だったため、ほとんどの家族が共稼ぎ・共働きだったのです。そのため、仕事が忙しい両親に代わって、祖父母や地域の人たちみんなで、子どもを育てていました。
それが、高度経済成長期(1960年代半ば~)に、主に「男性は外で仕事して、女性が家事・育児を担う」という「性別役割分業」という体制になったことから、育児は母親の仕事だという考えが広まったのです。

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