知らない人と話していた、子どもに警戒心を持たせるには?

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2025/07/12

出典:すくすく子育て[放送日]2025/07/12[再放送]2025/07/17

子どもたちと自宅付近の公園で遊んでいたとき、目を離した間に、息子(当時3歳6か月)が知らない人とたのしそうに話していました。50歳後半くらいの普通の服装の人で、近所の人なら顔見知りだと思いますが、知らない人。「お名前は?」「今、何してるの?」と距離感が近いと思い、安全を優先して、とっさに携帯を見ながら「パパが帰ってくるって」とウソをつき、子どもたちを連れて帰りました。
子どもには「今、ママはウソついて帰ってきたんだ」「何でウソをついたかというと、お話していた人は、ママが知らない人だったから。名前を言ってほしくないし、『お家どこなの?』と聞かれても『近くだよ』と言ってほしくなかったんだ」と説明しました。
息子の人なつこい性格は大事にしたいけど、危険からは守りたい。どう話せば恐怖心をあおらないで、警戒心だけを育てられるでしょうか。
(お子さん5歳7か月のママ)

親子で「知っている人」の条件を考える

回答:国崎信江さん

明らかに親が知らない人で、距離感が近かったら、警戒心を持つのはいいことです。「パパが…」と機転をきかせ、相手を傷つけず、刺激を与えなかったことはすばらしいと思います。
子どもに「知らない人についていくのはダメ」と伝えるときに、「知らない人」について親子で共通理解があるか考えてください。「よく見る人」が「知っている人」とは限らないことなど、子どもとすり合わせしておきましょう。
「知っている人」は、まず名前を知っていること。住んでいる所もある程度わかって、家族構成や職業なども知っている。いちばん重要なのは、パパもママも知っていて仲よしなことです。
りんたろー。さん(MC)

その条件なら限られてきますね。

安全な人と危険な人をすり合わせしていくことが大事

回答:国崎信江さん

子どもは安全な人と危険な人をなかなか見分けられないですよね。親から見て、安全・安心な人を増やしていくことが大事です。安全な人と、離れないといけない危険な人は、親子で一緒にすり合わせておきましょう。

もし知らない人が話しかけてきたら?

もし、知らない人が話しかけてきたときは、お互いが腕を伸ばしても指がつかない距離を保ちましょう。

そうすれば、相手が捕まえようと手を伸ばしてきても、逃げるすきができます。


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