体調が悪いときのごはん(発熱したとき)

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2015/06/29

出典:まいにちスクスク[放送日]2015/06/29[再放送]2015/07/06


発熱したとき

小さな子どもはよく熱を出します。熱の出はじめから回復期まで、それぞれの段階に合わせた栄養補給のポイントを管理栄養士の内野美恵さんに教えていただきます。


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講師:内野美恵(東京家政大学 管理栄養士)
子どもの具合が悪いとき、どんなものを食べさせたらいいか悩みますよね。つらい症状を軽くして、回復を早めるメニューを紹介します。

熱の出はじめ〜水分補給

子どもは体が小さく、大人より脱水症状になりやすいため、熱が高いときは無理に食べさせるより水分補給が大切。市販の大人向けのイオン飲料は糖分が多いため、乳幼児には甘すぎることがありますが、薄めてしまうと成分も薄くなってしまいます。そこで、手軽に作れる、子ども用のイオン飲料の作り方を紹介します。

手作りイオン飲料

【材料】
水 カップ5、塩 小さじ1/2(3g)、砂糖 大さじ4と1/2(40g)、レモン汁 少量
【作り方】
水に塩、砂糖、レモン汁を入れ、よく混ぜてとかす。

※イオン飲料は、熱中症のときやおなかをこわしたときにも便利。このほか、カフェインの少ない番茶や麦茶、薄めた果汁、湯冷ましなどを少しずつこまめに飲ませましょう。

汗をかいたら〜ビタミン・ミネラル補給 【ビタミン豊富!野菜のスープ】

20121210_2汗をかくと体内からビタミンやミネラルも失われます。水分と一緒に野菜やくだものをとるように心がけましょう。

【材料】
にんじん 中1/3本、たまねぎ 1/2個、じゃがいも 中1個、えのき 1/2パック、油 小さじ1、水 カップ5、固形スープの素 1個
【作り方】
(1)油をひいて熱した鍋に、こまかく切ったにんじん、たまねぎ、じゃがいも、えのきを入れ、全体に油をなじませる。
(2)フタをして弱火で10分蒸し焼きにし、野菜の甘みを引き出す。
(3)水と固形スープの素を加え、中火でさらに10分煮る。

※スープに栄養が溶け出すので、具材を食べなくてもスープを飲むだけでも栄養補給できます。

汗をかいたら〜ビタミン・ミネラル補給 【ミネラル補給!りんごのコンポート】

20121210_3【材料】
りんご 1個、砂糖 大さじ3、レモン汁 小さじ1
【作り方】
1)りんごを薄切りにして耐熱容器に並べ、砂糖とレモン汁をかけて全体を軽く混ぜる。
2)ラップをかけ、電子レンジ(500w)で7分加熱する。

※ミネラルを含んだりんごは具合が悪いときに便利なくだもの。コンポートにするとかさも減って食べやすくなります。レンジで加熱したあと、少し冷ましてから食べさせましょう。

熱が下がってきたら〜エネルギー補給 【しじみのみそ汁】

20121210_4熱が下がってきたら、消化吸収しやすいもので栄養とエネルギーを補給しましょう。

しじみの栄養が溶け出した汁を飲むだけでもOK。味噌のタンパク質やカルシウムも一緒にとれます。

熱が下がってきたら〜エネルギー補給 【せんべいがゆ】

20121210_5市販のしょうゆせんべい(油を使っていないもの)を小さく割り、ひたひたのお湯を注いでしばらく置けば出来上がり。ほのかなしょうゆの香りで、お米のおかゆが苦手な子でも食べやすくなります。

熱を出したときは、まず水分補給が優先。徐々に野菜やくだもので栄養をとりますが、ポイントは消化がよくておなかにやさしいこと。ふだんより柔らかく調理してください。離乳食の場合はひとつ前の段階にもどしましょう。


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