親子でがんばる運動会~運動会で力を発揮するには~

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2017/05/01

出典:まいにちスクスク[放送日]2017/05/01[再放送]2017/05/08


運動会で力を発揮するには

運動会のシーズン到来!子どもには楽しい思い出を作ってもらいたいですよね。今日は運動会で力を発揮するためのポイントを紹介します。


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講師:柳谷登志雄さん(順天堂大学スポーツ健康科学部准教授)
スポーツが得意になってほしい! 運動会でがんばってほしい! そのために、小さいうちからできることはあるんでしょうか。子どもの運動指導などを行う順天堂大学の柳谷登志雄さんに教わります。

「がんばれ!」と言わない

上手に走るためには、体の力を抜き、上半身をリラックスさせることが大切です。「がんばれ!」と言われると、特に上半身に力が入ります。力が入りすぎると体がかたくなり、余計なエネルギーを使って動作が遅くなってしまうのです。

力を抜いて走るには?

1.肩にグッと力を入れ、脱力して肩をストンと落とす

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2.ひじを曲げ、振り子のように前後に腕を振る

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3.大人が後ろに立って手を広げ、ひじを手に当てるように腕を振る

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4.足を前後に開いて前足に体重をかけ、走る姿勢に近づける。腕が左右にぶれず、前後にスムーズに動くようになればOK。

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5.小さなおもり(栄養ドリンクの空きびんなど)を軽く握って腕を振ると、肩の余計な力が抜け、腕の振りが安定する。

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もっと上手に走るには?

ちょこちょこ走る小さな子どもは、体を持ち上げる筋力がないため、歩幅も小さくなっています。股関節が使えるようになると、しっかり走ることができます。

【股関節を動かす練習】

1.割り箸などの棒を、子どもの足の2倍くらいの間隔で置き、またぐようにしっかり足をあげて歩く。リズムよく、少しずつ早く歩いてみる。

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2.割り箸がまたげるようになったら、ラップの箱など高さのあるものに変える。高さがある分、しっかり股関節を使って足をあげることができる。徐々にスピードを上げていく。

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【子どもの走りを撮影】

子どもの走る姿を動画で撮影し、一緒に見直すのもおすすめです。できないところをチェックするのではなく、上手にできるようになったところをほめてあげましょう。多少気になる走り方をしていても、子どもがリラックスして走っている場合は、あまり多く言い過ぎないことが大切です。

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運動会前の応援は?

運動会前には「楽しんで!」という言葉をかけるといいでしょう。「がんばれ!」の効果が高いのは、ゴール直前。疲れて苦しいときにパパママから「がんばれ~」と声をかけてあげると効果的です。

本番で力を発揮するには、楽しむことが一番。家族みんなでリラックスして臨みましょう!


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