あそびのタネ 花や実のあそび(2)ハルジオンとヒメジョオン
道端で見かける小さな花。足元に落ちている木の実。公園の隅っこにある葉っぱ。自然の中には子どもたちの成長を促すあそびのタネがたくさんあります。今回のあそびのタネは、小さな花や実を使った遊びを紹介します。
ハルジオンの花びらはヒメジョオンとくらべて細かく数が多いのが特徴です。
※植物採集してよい場所を確認してから遊びましょう
自然あそびの監修: 相澤悦子
手につけると顔みたい
お花が目のようなので、手に2つつけると顔みたい。
パペットみたいにも遊べます。
芯や花びらでカレーライスを作る
お花のうしろのところをつまんで押すと、中の黄色いところが出てきます。
白い花びらと黄色いところを葉っぱに乗せると…
カレーライスができました。
芯の部分や花びらでカレーライスを作ってみましょう。
ほかにもいろんなごはんに見立てるとおもしろいですよ。
お団子を作る
次は、つぼみや花の芯の部分を取り出して、カラフルなお団子に。
茎に刺したり、葉っぱの上に並べたりするだけでもかわいいですよ。
※小さな子は保護者と一緒に遊びましょう
手のひら花束
今度は、手の中にお花を咲かせます。
公園でよく見かけるシロツメクサを集めます。
指で茎を挟んで、たくさん手のひらに集めると、きれいな花束のできあがり。
他の花や葉っぱをまぜて、手のひら花束を作ってみましょう。
梅の実にんげん
次は梅の実で遊びます。梅の実にんげんを作ってみましょう。
梅の実に枝で目をかいて…
爪で口をかきます。
枝で手足をつけたらできあがり。
みんなも梅の実にんげんを作ってみましょう。
ごっこ遊びをしても楽しいですよ。
ちなみに、しばらくすると梅がしおれて、梅の実にんげんも年をとります。
みなさんも、子どもたちの日常にある身近な自然に目を向けて、あそびのタネをみつけてみてください。
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
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