おうちでちょこっとヘアカット(2)襟足・後ろ髪編

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2024/09/09

出典:まいにちスクスク[放送日]2024/09/06[再放送]2024/09/10

かわいい子どもの目にかかる髪。うっとうしそうだから何とかしてあげたい、かっこいいヘアスタイルにしてあげたいですよね。手軽にたのしく、おうちで子どもの髪の毛をカットするコツを、子ども専門美容室で10年以上髪を切ってきた鈴木舞子さんに教えてもらいます。

講師:
鈴木舞子(美容師)

髪を切るとき、子どもの集中力が続かないのは当然です。機嫌のいいときに切ってあげるのがベストです。それでもぐずってしまうときは、いったんハサミを置いて、子どもに対応してあげましょう。

襟足の切り方

襟足を、スキバサミで切ってみましょう。

ちょこっとずつ切るので、髪の毛を分けます。

頭のてっぺんから首にかけてあるくぼみを起点に、上下を左右に分けて留め、襟足の髪を3つに分けます。

襟足の真ん中のブロックを、持ち上げて切ります。
髪が長い場合は、3回くらいねじって切ると切りやすくなります。

持ち上げて切ると段差ができて軽くなり、自然な仕上がりになります。
左右も同様にカットします。

次に、留めていた髪を下ろして、気になるところを持ち上げてカットします。
バランスを見ながら、ちょこっとずつ切っていきましょう。

かっこよくて涼しげですね。

全体を軽くしたいときは、気になるところを持ち上げて、3回ねじります。真ん中より、毛先側を3か所ずらしながらハサミを入れましょう。このとき、持ち上げて切ると自然な仕上がりになります。

くしで整えたら、できあがりです。

髪を切るときのワンポイント

「霧吹き」で髪を少しぬらすとまとまるので、ブロック分けがしやすくなったり、髪が切りやすくなったりします。

子どもが驚くようなら、くしに霧吹きをしてとかすと気になりません。
また、手をぬらして髪をなでる方法も便利ですよ。

後ろ髪の切り方

次は、後ろの髪を切りそろえる方法です。

今回はカットバサミを使います。

まずは、ブロック分け。左右に髪を分け、耳の上の髪をまとめて留めます。

3つに分けて、真ん中から切ります。

ハサミを立てて、ちょんちょんと切っていきます。

左右に留めていた髪を下ろします。

先に切った真ん中の髪に合わせて、同じように切ります。

後ろの髪がそろったら、横の髪も同じようにそろえます。

くしを通して、正面から長さがそろっているか確認したら完成です。

毛先がきれいにそろいました。

髪のすき方

軽くしたいときも、同じ手順で進めます。
スキバサミを使います。

3回くらいねじってカットします。

気になるところを持ち上げて、半分より下の毛先の部分に、5か所ハサミを入れすいていきます。これを繰り返します。

くしで整えたらできあがりです。


ヘアカットで大切なことは、髪を切る人が焦らないことです。焦りが子どもに伝わりうまくいきません。焦らない工夫をすることが大事です。例えば、子どもをあやす人を頼んだり、切る優先順位をイメージして進めたりしていくことが大切です。

ヘアカットの秘訣は、「もうちょっと切ろうかな」くらいでやめること。1cm切るつもりなら、「0.5cm切る」気持ちで切るといいですよ。


まいにちスクスク「おうちでちょこっとヘアカット」の番組記事

まいにちスクスク
 
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