もう一度見たい! 子育てアイデア傑作選(1)しっかり! おうちアイデア

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2021/12/04

出典:すくすく子育て[放送日]2021/12/04[再放送]2021/12/11

全国のみなさんが考えた子育てアイデアを紹介する特別番組「すくすくアイデア大賞」。今回は、もう一度見たいアイデアを厳選して紹介します。

専門家:
汐見稔幸(東京大学 名誉教授/教育学)

しっかり! おうちアイデア

なにがでるかな? お楽しみおやつ

岡山県 田淵さん より

新型コロナウイルスの流行で外出を自粛。退屈そうな子どもたちの唯一の楽しみは、日に1度のおやつタイムです。
そこでママは、おやつタイムがもっと楽しくなるアイデアを考えました。

それが「なにがでるかな? お楽しみおやつ」です。

段ボールに穴を開け、紙皿で作った取り出し口を付けます。箱の中に、いろいろな種類のおやつを入れて準備完了。

おやつの時間になると、子どもたちは箱の中に手を入れて、自分のおやつを探ります。何が出るか分からないのでワクワクドキドキ。食べる前から楽しめるんです。

さらに子どもを楽しませたいママは、覆面をかぶって駄菓子屋さんの店員になりきります。「商品決まりましたらレジにどうぞ〜」「現金払いとカード払いどちらにしますか?」「お客様、レジ袋は?」と声をかけながら、お菓子を選んでもらいます。

お菓子を釣り上げて楽しむ釣堀も用意しました。これで、子どもたちも大盛り上がりです。
おやつの時間をとことん楽しむアイデアでした。

好き嫌い克服色鬼

神奈川県 吉藤さん より

3歳になる長男は、お肉とごはんが大好き。でも、野菜が苦手で、食欲は旺盛なのによく残していました。
そこでパパが考えたのが、苦手な野菜も楽しく食べられるアイデア。その名も「好き嫌い克服色鬼(いろおに)」。「なに色?」と聞いて、答えた色のものを食べるゲームなんです。

ごはんの時間、まずパパから「なに色?」と聞きます。子どもが「白色のごはん」と答えたら、パパは「よし!白だな」と言って、2人でごはんを食べます。

今度はパパのターン。子どもから「なに色?」と聞かれたら、例えば「オレンジ」と答えます。

「オレンジはどれだ?」と言いながら、2人でオレンジ色のものを探します。
すると、子どもがにんじんを見つけて食べてくれました。

このゲームは、鬼が指定した色のものに触る鬼ごっこ「色鬼」を応用したもの。ゲームの楽しさで、苦手な野菜も思わず食べてしまいます。

2回楽しい! お片づけの裏技

大阪府 桑田さん より

桑田家の3人きょうだいは、いつも元気いっぱい。そんな子どもたちが遊んだあとは、3人分のおもちゃが散らかり放題です。
そこでママは、片づけが楽しくなるアイデアを考えました。

片づけのとき、ママはスマホを構えて動画の撮影を開始。そして「さて、はじまりました第39回片付け選手権⋯」のように、スポーツ中継アナウンサーさながらの実況を始めます。

「よーい、スタート!」の号令で選手権の開始。さっそく子どもたちが動き出しました。

「ちゃんと片付けることができるのか?」「誰がどのようにして片づけるのか」「すばやい! すばやい動きです。すごい、すごいぞ!」と、ママは実況しながら撮影を続けます。片づけの様子を実況で盛り上げて、競わせるというアイデアなんです。

みんなで片づけることができたので、最後にポーズをとって選手権の終了です。

さらに、撮影した動画をみんなで楽しむことができます。
片づけを2回楽しめるアイデアでした。


主人公になって演じるのが好きという心理を応用している

コメント:汐見稔幸さん

おやつをもっと楽しもうと、駄菓子屋さんになっていましたね。人は、主人公になって何かを演じることが好きなので、ごっこ遊びが成り立ちます。お片づけの撮影も、「ビデオに自分が登場する、私が主人公になる」ことがうれしいのだと思います。そのような子どもの心理が応用されていますね。

食事で食べるのは栄養物と楽しさ

コメント:汐見稔幸さん

「好き嫌い克服色鬼」は、食の論理にかなったアイデアですね。「食べる」ことは、栄養物を食べるわけですが、もうひとつ、楽しさを食べる面もあります。食事が「食べなさい」と監視される時間ではなく、楽しいゲームのように、いつの間にか食べてしまうような時間になっています。とても大事な食事の原則ですね。

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