実は間違いだらけ?子ども靴の正しいサイズの選び方って? PR

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2019/06/25

成長期の子ども靴はすぐ小さくなってしまうので「ちょっと大きめ」を選ぶのが一般的だと思いますが、その「ちょっと」の基準は意外とあいまい、という方も少なくないのではないでしょうか?

「ちょっと大きめ」を具体的数値で知り、靴選びに生かすことは今や子育ての新常識、と語るのは NHK Eテレの育児情報番組「すくすく子育て」にも出演された靴教育の専門家・吉村眞由美さん。

吉村さんによると、子ども靴のサイズ選びにおいては「大は小を兼ねる」という考えが通用しないのだとか。これまでなんとなく靴選びをしている方は、ぜひ一度「正しいサイズ選び」について考えてみましょう。

吉村眞由美さん

早稲田大学 人間科学学術院 招聘研究員

元・金城学院大学教授。日本靴医学会 評議員ならびに小児の足と靴を考える委員会 委員などを務め、約300校にのぼる教育現場にて訪問靴教育を実施。靴教育に関する著書「知っておきたいヨーロッパ流子どもの足と靴の知識」の他、新聞・雑誌などでの執筆も多数。

Q
「かかとに指一本入ればOK」「つま先を押して余裕があるかチェック」という測り方に問題ないですか?

A. その測り方、要注意です!

パパの指とママの指では太さが異なるでしょうし、指をギューッと押し込んだのか、スポッと入ったのかによってもサイズは全く違ってくるので、基準とするには難しいのが現実です。また、靴の素材によっては、つま先を外側から押しても中の指の位置がわからないので、こちらも適切なサイズの合わせ方とは言えません。

私がオススメするのは、靴から取り出した中敷きの上にお子さまを立たせて、かかとを合わせ、つま先部分に適切な余裕があるかを目で確認する方法です。

Q
その「適切な余裕」とは、具体的にはどのくらいですか?

A. お子さまの足の成長につれて変わります!

歩くために必要な余裕は、足の成長に伴い変化します。靴は「足の実寸」に「歩くために必要な余裕(捨て寸)」をプラスした大きさがぴったりのサイズです。

以下のチャートは、年齢別の足の実寸と必要な余裕(捨て寸)の目安です。
靴メーカーによって異なる場合がありますので、参考程度に確認し、実際には、靴を購入する店舗のスタッフの方にご相談くださいね。

年齢別の足の実寸と捨て寸の関係(目安)

年齢 足の実寸 必要な余裕
(捨て寸)
0歳 10.5〜11.9cm + 0.6cm
1〜3歳 12.0〜14.9cm + 0.7cm
4〜6歳 15.0〜18.0cm + 0.9cm
Q
0.5cmの余裕って、すぐ大きくなってしまいませんか?

A. 買い替えのめどは、3〜6か月ごとをおすすめしています。

お子さまの足は、年齢が低いほど成長スピードが早く、

●0〜1歳児の場合は3か月で0.5cmの成長
●2〜6歳児は6か月で0.5cmの成長

というのが平均的です。
早い場合は、3か月で捨て寸の分だけ大きくなり、0.5cm上のサイズに替える必要が出てきます。

Q
もっと大きめのサイズを選んで、長く履かせたいのですが?

A. 大きすぎる靴は、お子さまの運動嫌いのきっかけになることも。

子どもにとって 1cm大きめのサイズは、大人では約2cm大きめのサイズを履いているようなものです。例えば、24.0cmの足で26.0cmの靴を履いた状態を想像してみてください。とても動きづらいことが想像できると思います。

足が成長するまでの間、子どもはブカブカの靴を履いて過ごすことになりますが、大きすぎる靴で歩こうとすると必要以上に足が力んだ状態になり、疲れを生みます。その結果、お外遊びを嫌がったり、歩くのを嫌がってすぐ抱っこを求めたりするようになってしまいます。本来は走るのが大好きなお子さまでも、間違った靴選びが原因で運動嫌いになってしまうなんて、これほど残念なことはありませんよね。できる限りぴったりサイズを選ぶ習慣をつけていただければと思います。

Q
忙しくて、子どもの靴選びにそんなに時間をかけられないのですが…

A. 小さいお子さまの靴選びは「良い足づくりのプレゼント」

足は徐々に大きくなるので、靴がキツくなってきたことに子ども自身が気づかないケースも少なくありません。小さい子どもの足は半分近くが軟骨でできていて、骨自体が柔らかく、6~7歳ごろまでは外的環境の影響を受けやすい状態です。小さすぎる靴は、足指を押さえつけ、爪を圧迫して陥入爪(爪の食い込み)や指先が押し込められることによる指先の変形にもつながりかねない、危険をはらんでいます。

足は、一生自分の全体重を支え続けていく大切な体の一部。大人になってからの健康までを左右するといっても過言ではありません。そういう意味でも、靴選びは、大事な「大人の役割」なのです。
ぜひ、「良い足づくり」をプレゼントしている感覚で靴を選んでいただきたいと思います。

吉村さん、ありがとうございました!

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