「いないいないばあっ!」親子で楽しむヒント ピカピカブ~!

クリップ
クリップ

1

2011logo

0から2歳児を対象に、直接働きかける「映像」と「音」で構成されている「いないいないばあっ!」。その映像と音で感覚を揺さぶることにより、こどもたちの持つさまざまな可能性と能力を引き出すことをねらいとしています。乳幼児の研究者や保育士、小児科医など専門家への取材も行い、親子がより豊かにかかわりあうきっかけとなるように工夫して制作されています。

そこで、そんな「いないいないばあっ!」を子育ての中で活用していただく時のポイントをご紹介していきたいと思います!親子で番組を楽しんでいただく時のヒントになりますので、ぜひご活用ください。


今回は、4月からの新しい体操「ピカピカブ~!」について、森田陽子さんのお話を紹介します。

tu201511_igetayouko

森田 陽子(もりた・ようこ)先生
日本女子体育大学 健康スポーツ学科 幼児発達学専攻 准教授
日本幼児体育学会 理事
国際幼児体育学会 理事
研究のかたわら日本全国の幼稚園、保育園、こども園等で運動遊びや親子体操の指導にあたる。

主な著書
・「新 幼児と保育」小学館 2019年度 運動遊び連載
・「幼児体育 理論と実践」大学教育出版

子どもにとって「運動ができること」は大切なことですが、それよりも「やってみたいな!」「たのしそうだな!」と思えるものであることは、もっと大切です。たとえその運動ができなかったとしても「たのしむ」ことができていれば、次へとつながります。

ヒトは幼児期の身体活動の中で「たのしかった」「できた」「できなかった」「いたい」「はずかしい」などの多様な経験を積みます。中でも運動体験において、「やったぁ!」「できた!」や「うまくなった!」などを味わうことはたのしくもあり、うれしいことです。できなくても何度も挑戦することで「できた!」を体験すれば「やればできる」という成功体験につながります。

ピカピカブ~画像1
このような運動に関しての「やってみたい・楽しそう・できた」という気持ちを「運動有能感」といいます。運動が好きになるためには大切なことです。しかも、この運動有能感は子どものころに形成されるのです。運動有能感を持つ子どもは、みずからの興味・関心・好奇心によってすすんで運動を行います。このような姿勢は、運動場面以外の日常生活の様々な場面でも生かされ、いろいろなことに対して自信を持ち、積極的に行動するようになるのです。 今回の「ピカピカブ~!」では、この時期の子どもにとって運動有能感を獲得しやすい基本の動きをたくさん取り入れています。例えば、走る、跳ぶ、バランスをとるといった動きです。
ピカピカブ~画像2
・その場で両足跳びをする はじめはひざを曲げるだけで、地面から足が浮かない子も、リズムに合わせて少しずつ両足ジャンプができるようになってゆきます。
ピカピカブ~画像3
・ハイハイをする ハイハイは、腹筋などのからだの中心の筋肉を使って、手足の位置やからだのバランスをコントロールしながら動くことで、体幹機能を高める、とても大切な運動です。
ピカピカブ~画像4
・バランスをとる(うつぶせで両手足を伸ばす) 腹筋と背筋が備わってくると、うつぶせの姿勢を持続させることができます。 さらに、両手・両足を伸ばし、頭を持ち上げ、自分の意志でからだを操作することができるようにもなります。
ピカピカブ~5
・同時に2つの動きを行う(手をグルグル回しながら走る) これまでは「走るだけ」「手をグルグル回すだけ」と1つの動きしかできなかったのが、このころから2つの動きを組み合わせて行えるようになります。 「ピカピカブ~!」の動きは、これらの要素が複合・連系され、効果的に経験できるようになっています。運動が楽しく行われることは、身体的成長に役立つことはもちろん、大人と子ども、また、子ども同士のコミュニケーションや信頼関係を深める機会にもなります。 技術面にとらわれず、一人ひとりの発達に応じながら、からだを動かすことを楽しみましょう。 さあ、ワンワン・はるちゃんと一緒に「ピカピカブ~!」
「いないいないばあっ!」
Eテレ 月~金
午前8時25分~8時40分
午後4時5分~4時20分(再放送)

ⒸNHK・NED


【ご注意ください】
※放送時間の変更や休止することがあります。
※番組に関する質問には、「すくコム」でお答えすることは出来ませんのでご了承ください。
ご意見・お問い合わせは、NHKオンライン「ご意見・お問い合わせ」(http://www.nhk.or.jp/css/)までお願いいたします。

こちらもおすすめ!

PR

×     閉じる