親子で楽しく!昔遊び(4)福笑い・絵描き歌

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2021/08/12

出典:まいにちスクスク[放送日]2021/08/12

さまざまなおもちゃに囲まれている現代の子どもたち。子どもは「遊び」から多くのことを学んでいます。そんな中、改めて見直されているのがおはじきやコマなどの「昔あそび」。親子で昔遊びを楽しんでみてはいかがですか?
今回は「福笑い」と「絵描き歌」を紹介します。

石井今日子講師:
石井今日子(東京おもちゃ美術館 副館長)
昔遊びには、今も昔も変わらない、子どもが夢中になれる遊びの要素が詰まっています。親子で一緒に遊んでみてください。

福笑いで遊ぼう

さっそく、福笑いで遊んでみましょう。

まず、顔を作る人が目隠しをします。

目や鼻などの顔のパーツを渡してもらい、手探りで顔を作っていきます。
周りにいる人は、顔のパーツの位置を「もっと上」「ちょっと右」といったことばで伝えましょう。

どんな顔ができあがっても、それが楽しい遊びなんです。

福笑いは、目隠しをすること自体が日常にない経験なので、スリルがあってドキドキする遊びです。目隠しでなかなかうまく顔を作れないことを、みんなで笑いあってほしいと思います。
(石井今日子さん)

オリジナル福笑いを作ろう


紙に顔の輪郭を描き、別の紙に眉・目・鼻・口などのパーツを描いてハサミで切り取ります。


動物や好きなキャラクターの福笑いにするのもいいですね。

自分だけのオリジナル福笑いで遊ぶのも楽しいですよ。

絵描き歌

歌に合わせて絵を描く「絵描き歌」は、点や丸など簡単な線で描くこと自体がおもしろい遊びです。誰が描いてもひとつの絵ができあがるところが魅力です。
絵を描く基本の動きを使うので、小さなお子さんでも楽しめます。

今回は「まるかいてちょん」の絵描き歌で、ぶたさんを描いてみましょう。

♪ まるかいてちょん

♪ まるかいて ちょん まるかいて ちょん

はじめに、ふたつの耳を書きます。

♪ まるかいて ちょん ちょん

続いて、「まるかいて」で顔の輪郭、「ちょんちょん」で目を描きます。

♪ まるかいて ちょん ちょん

今度は、お鼻を描きましょう。

♪ ちょんちょん まる

「ちょんちょん」でまえあし、「まる」で体を描きます。

♪ ちょんちょん ぶうぶうぶう

「ちょんちょん」でうしろあし、「ぶうぶうぶう」で勢いよくしっぽを描きましょう。

これで、かわいいぶたさんの完成です!

親子で一緒に「昔遊び」。
いっぱい笑って楽しんでくださいね。


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