乳幼児の自慰行為について

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2017/05/13

出典:すくすく子育て[放送日]2017/05/13[再放送]2017/05/19

すくすく子育て「乳幼児の自慰行為について」

お子さんが大事なところをさわってモジモジ。それって、もしかして・・・と心配になりませんか?
こんなときどうすればいいのか、助産師の岩佐寛子さんに伺いました。

子どもの自慰行為には意味があるの?

思春期以降の自慰行為とは違って、ただ単に気持ちいいから触るだけで性的な意味合いはありません。クセのひとつで、子どもの成長過程のひとつです。

心理学的には、自我の形成に重要な役割を果たすとも言われています。

見かけたら、やめさせるべき?

気持ちいいことを簡単にやめられないのは大人も同じですよね。
無理にやめさせる必要はありません。

親は子どもの自慰行為から目をそらしたくなりますが、無理にやめさせても、子どもはどうしてダメなのか分かりません。
声かけを工夫して自然と減らしていけるとよいと思います。

どういう声かけをすればいい?

強く叱って、性への罪悪感や偏見、タブー感を植えつけないよう気を付けることが大切です。行為自体を否定するのではなく「きれいな手で触ろうね」「みんなで遊ぶときはやめようね」のような声かけをしましょう。
子どもが行為から他へ興味をうつせるような、運動や手遊びに誘って気をそらせると意識が他に向くと思います。

<ポイント>
幼児の自慰行為は、無理にやめさせる必要はありません。
でも、人前ではやらないように、少しずつわからせていきましょう。
気をそらせてあげるような、声かけの工夫が必要です。



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