子どもの発達~基本のき(動きの発達)

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2016/11/21

出典:まいにちスクスク[放送日]2016/11/21[再放送]2016/11/28

寝返り、お座り、はいはいにあんよと成長していく赤ちゃん。
でも、うちの子はちょっと遅いのでは?と悩んでいるパパやママもいると思います。
今日は「動きの発達」の基本について榊原先生にうかがいます。

子どもの発達~基本のき(動きの発達)

講師:榊原 洋一(お茶の水女子大学副学長・小児科医)

子どもの成長はうれしいけれど、疑問や不安もいっぱいありますよね。
子どもの発達の基本を知って、子育てを前向きに楽しみましょう!

運動発達は生まれつき

運動発達は生まれつき決まっていて、発達のスピードの早いからといって能力が特に優れているとは限りません。
発達のスピードがゆっくりな子でも、最終的な到達点はほぼ同じです。

榊原洋一さん

動きの発達には脳の発達が必要

体を動かすには、その司令塔となる脳の発達が必要です。
生まれたばかりの赤ちゃんの脳は、おっぱいを飲んだり排せつをするなど、生きるために必要な最低限の機能しか備わっていません。
成長するに従って脳が発達し、それに伴い徐々に体を自由に動かせるようになっていきます。

動きの発達には脳の発達が必要

動きは頭に近いところから発達する

赤ちゃんの「動く能力」の発達は順番が決まっています。
頭から足のほうへ、そして体の中心の背骨から手先のほうへと順番に動きが整っていきます。
これは脳の発達に連動したもので、順番はどんな子どもでも変わりません。

例えば、「手を伸ばして物をつかむ」という動作は大人にとっては簡単ですが、指先まで神経が整っていない赤ちゃんにはむずかしい動きといえます。

動きは頭に近いところから発達する

発達の順番を知り、成長に合った子育てを

子どもの動きの発達順序がわかると、成長に合わせた子育てができます。
例えば、手や指の動きは「握る」から「つかむ」、そして小さなものを「つまむ」へと発達し、およそ7~8歳くらいで手指の機能が完成すると言われています。
そのため、小さな子どもの着替えがゆっくりだったり、食器を持った手がフラフラする、ということが起こるのです。
成長の過程として、長い目で見守ってあげましょう。

発達の順番を知り、成長に合った子育てを

子どもの運動の発達は育て方によって変わるものではなく、脳の発達と連動して自然に決まっているもの。
また発達のスピードには個人差もあります。
あまり心配しすぎず、のんびりとわが子の成長を見守りたいですね。


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